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重慶旅行記~大足編

概要
重慶を訪れる前に大足にある世界文化遺産の大足石刻を見物しようと思い内江から鉄道で大足へ向かう。大足では南山石刻を開園前に一人で石刻を見ることができ世界遺産を貸切状態で見物する。


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四川省

重慶

2007/9/25

予算使用状況
出金

食費 19.5元
宿泊費 30元
保証金 10元
バス代 6元
大足石刻(北山、宝頂山) 120元
合計 185.5元

入金
保証金戻る 10元
合計 10元

7411次で内江→大足

内江駅ちょうど改札が始まるところです7411次は2番線からの発車です
0905頃に宿を出て内江駅へ向かう。駅ではちょうど改札が始まり待ち時間無しで乗車するが車内は空席が目立つ。乗客は自由に席に座っており乗車率は2割になるかどうかという程度だ。やはり普通慢車は地元民しか利用しないのと重慶方面へ行くならバスのほうが圧倒的に速いのでこれだけ空いているのだろう。
編成は22Bと22Cの混成ですこちらは22Cです。それにしても窓枠の錆が酷い車内はご覧の通りの乗車率です
車両編成は22Bと22Cを使用した混成だ。おり0940に定刻どおり発車する。駅のホームには音楽が流され、いかにも社会主義っぽい演出がされている。自分は最後尾の1号車3番の座席に座っていたので乗務員Aが「どこから来たの?」「どこまで行くの?」のと聞くので「大足まで行きます。日本人です。」と答えるが乗務員Aは行き先は理解したが日本人と言うのは理解できず日本と発音の似た宜宾と解釈して「宜宾人か?」と聞いてくるので四川話で「日本人です。」と再度答えるが理解してもらえなかったが、少しして「日本人か!」と驚いた口調で気付いてくれた。気付いた後は質問攻めで「石刻を見に行くのか?」とか色々聞かれる。普段地元民しか利用しない列車に日本人なんかが乗車しているとちょっとした騒ぎになるようで1号車にくる乗務員たちに乗務員Aが「日本人が乗車しているぞ!少し中国語が話せるぞ!」とわざわざ教えるので乗務員たちから何度も似たような質問をされる。おかげでGPSで停車駅の座標を記録する暇を与えられず外の景色も眺めることができない。しかし、次第に話題が無くなってくるとようやく外を眺める余裕が出てきた。
7411次大足駅康源旅社
大足が近づいてくると乗務員Aが「次が大足だよ」と教えてくれ余裕を持って下車の準備をする。1245頃、大足に到着する。大足駅は大足の中心部から南に30㎞ほど離れているので駅前で大足行きのバスに乗車する。運賃は6元。途中で客を乗せながら走るが龍川汽車站で別の大足行きのバスに乗り換えさせら1400頃、重慶大足汽車站に到着する。バスターミナル前の旅社に1泊する事にしてすぐに石刻の見物に出かける。大足周辺の地図はこちらを参考にすると分かりやすい。

北山石刻

世界遺産ではないけど四川省文物保護単位の多宝塔入口に来てみたが観光客がいない。世界文化遺産なのにこれほど空いているとは・・・。北山石刻
まずは徒歩で北山石刻へ向かうことにする。大足から徒歩で行けるのは北山石刻と南山石刻の2ヶ所で距離は1.5~2㎞ぐらいだ。北山石刻には約30分ほどかかって1445頃到着。まずは世界遺産ではないがすぐ近くにある無料で見物できる多宝塔を見物する。多宝塔の後に北山石刻を見物する。
釈迦牟尼佛龕唐の景福元年(892)に彫られた釈迦牟尼佛龕の天井部分にはまだ鮮やかに色彩が残っています北山石刻
北山石刻を見物するが意外にも観光客は少なく世界遺産にしては寂しい。以前訪れた北京の周口店と同じ状況だ。
古文孝経碑と趙懿簡公神道碑。南宋の孝宗年間(1183-1189)の物です。北山石刻北山石刻
それでも、石刻はしっかりと残っており中には色の残った石刻もある。
北山石刻北山石刻北山石刻
見物をしていると白人の観光客を3人発見する。
北山石刻北山石刻北山石刻
観光客が少なく寂しいと言ってもやはり世界遺産だ。外国人も訪れていた。

南山石刻へ行くが・・・

大足汽車客運中心重慶大足汽車站南山石刻の入口まで来ましたが1700で閉まっていました
1530過ぎに北山石刻を離れ南山石刻へ行こうとしたが途中で大足にもうひとつあるバスターミナルの大足汽車客運中心を探すがなかなか見つからず小さな大足の街を彷徨ってしまうが1630頃に大足汽車客運中心を発見する。バスの発着状況を確認すると宝頂山石刻へはここからバスが出ていた。石篆山石刻の三駆鎮には重慶大足汽車站、石門山石刻の石馬鎮には大足汽車客運中心からバスが出ていた。大足汽車客運中心で調査を終えて南山石刻へ向かうがすぐに重慶大足汽車站に到着する。2つのバスターミナルがすぐ近くにあることを知り時間を無駄にしたことを悔やみつつ南山石刻へ向かう。1700過ぎ南山石刻に到着するが入口で警備員に「今日は終わりだよ」と言われるが「どこから来たの?」と聞かれ「日本人です」と答えると気を利かせてくれて入れるかどうか連絡を取ってくれたが駄目だった。南山石刻は明朝に見物することにする。

2007/9/26

予算使用状況
出金

食費 16.3元
宿泊費 30元
南山石刻 5元
バス代(大足⇔宝頂山) 7元(保険料1元込み)
バス代(大足⇔石馬) 5.5元
合計 63.8元

南山石刻

南山石刻南宋の紹興年間(1132-1162)に彫られた三清古洞三清古洞
昨日、訪れる時間が遅かった南山石刻へ0800頃に再び訪れるが開園は0830でまだ閉まったままだったが掃除をしていた管理人が気を利かせてくれて早く開けてくれた。おかげで世界遺産を貸し切り状態で見物することができた。
南山石刻南山石刻の目玉の一つである石龍。「请勿拍照」とか書いてありますけど・・・。石龍
南山石刻はそれほど石刻は無いのだが一番の見所は南宋時代に彫られた石龍だ。
開園前に見物しているので観光客はいない。でも、普段もいないような気がする。南山石刻の入場券(表)南山石刻の入場券(裏)
石刻の数が少なくても世界遺産で入場料5元というのはかなり安いし観光客が訪れている様子も無い。といっても開園前に見物しているので観光客がいないのは当然だな。

宝頂山石刻

大足→宝頂のバスの切符北山石刻と宝頂山石刻の聯票(表)北山石刻と宝頂山石刻の聯票(裏)
0830頃に南山石刻を離れ0900頃、大足汽車客運中心に到着する。ここで宝頂山行きのバスに乗車して0930に出発するが北環東路のバスが集結している所で別のバスに乗り換えさせられる。どうやら、ここもバスターミナルのような機能を持っているようで地元民が次々の乗車してくる。席が客で埋まるとようやく宝頂山石刻へ出発する。1030頃、宝頂山石刻に到着する。ここからは徒歩で約10分ほどかけて宝頂山石刻まで行くが、途中でバイクタクシーなどが待ち構えているが無視をする。
外からでも石刻が見物できるので入場券を買わずに節約観光もとりあえずは可能である宝頂山石刻宝頂山石刻
ようやく宝頂山石刻に到着するが外からでも一部の石刻が見える状態になっていた。節約観光ならこれで帰るのも良いかもしれないが北山石刻、宝頂山石刻の聯票を購入しているので中に入り見物していくことにする。
宝頂山石刻牧牛図護法神龕
宝頂山石刻は入場料が80元と高額なのだが確かにそれに値する石刻が見られる。
六道輪回図華厳三聖像千手観音
北山石刻、南山石刻とも比べ物にならない数と大きさの石刻が残っている。
巨大な釈迦の石刻もあります宝頂山石刻宝頂山石刻
大足の一番の観光地なので観光客も最も多いがそれでも世界遺産にしてはまだ少ない。
千年近く経っていても石刻に色が残っているのには驚かされます宝頂山石刻宝頂山石刻
外国人も数人見かけた程度でまだまだ知名度は低いようだ。でも、知名度が低いほうが観光客が少なくゆっくり見物や撮影ができる。九寨溝のようになったら観光どころではなくなるだろうな。

石馬山石刻、石篆山石刻は断念

石馬行きのバスの切符
1110頃、宝頂山石刻を離れ1130頃、北環東路のバスが集結している所に戻ってきた。バスは大足汽車客運中心まで戻らないようで乗客は全員ここで降ろされる。仕方ないので徒歩で大足汽車客運中心まで戻り銅梁行きのバスに乗車して1200に出発する。銅梁行きが石馬を経由しているので石馬山石刻へは銅梁行きのバスを利用するのが良い。途中で客を乗せながら走り1230頃、石馬に到着する。石馬から石馬山石刻へは北へ4㎞ほど離れておりここからはバイクタクシーを利用するしかない。しかし、バイクタクシーと言ってもボリタクしかいなかった。4㎞しか離れていないのに20元は観光客から搾り取ることしか考えていないようだ。正確な場所が分かっていれば徒歩圏内なのだが暑さでやる気もなくなってきたので大足へ戻ることにする。それと、石篆山石刻の見物もやめることにした。大足は宝頂山石刻から石馬山石刻、石篆山石刻まで世界遺産登録部分を全て見る場合は金があれば重慶の旅行会社に手配を依頼するのが無難なようだ。貧乏人が個人で訪れる場合は宝頂山石刻、北山石刻、南山石刻の3ヶ所が無難なようだ。

重慶旅行記~革命遺址編へ続く



2008年11月22日 16:34:31