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東北三省旅行記~中露国境・黒河編

概要
ハルピンへ一旦戻り中露国境の黒河へ移動して初めてロシアを見物する。しかし、寝坊してチチハル行きの列車に乗り遅れる失態をやらかしてしまう。


Google Earth
黒龍江省

2008/9/10

予算使用状況
出金

食費 10元
宿泊費 20元
保証金 30元
切符代(ハルピン東→黒河) 53元
合計 113元

4031次 硬座でハルピン東→黒河

4031次 ハルピン東→黒河の切符偽札を意味する「假币」と書かれているので偽札の売人の携帯番号のようだハルピン東駅
0530前、ハルピン東駅に到着するがハルピンの天気は雨であった。切符売場で黒河行きの切符を購入して待合室へ移動。トイレへ糞をしに行くがトイレには偽札(假币)の売人の連絡先と思われる携帯の番号が・・・。0715頃、改札が始まりホームへ降り列車に乗車する。雨の中列車が発車して黒河へと向かう。1400過ぎ北安に到着する頃には天気も晴れになる。

国境の町・黒河到着

黒河に到着です黒河駅
2155頃、北緯50度を越えて黒河に到着する。出口を出ると宿の客引きやタクシーの運ちゃんたちが待ち構えていたが無視して駅前通りにある旅店や招待所を見ながら今日の寝床を探す。宿はバスターミナルの隣にあった東方旅館にする。HP作成が滞っていたので溜まっていた写真を整理しながらHP作成をしていると廊下から喘ぎ声が聞こえてくる。どうやら何処かの部屋で一発やっているようだ。

2008/9/11

予算使用状況
出金

食費 10.9元
宿泊費 20元
切符代(黒河→チチハル) 47元
バス代(黒河→愛琿) 7.4元
合計 85.3元

入金
バス代払い戻し 6.4元

中露国境の街・黒河

大黒河島の入口中俄自由貿易城大黒河島国際商貿城
0900頃、駅前のバスターミナル脇の旅館を出る。まずは黒河駅で明日のチチハル行きの切符を購入する。駅前の通りを真直ぐ北へ歩いていくと大黒河島へ架かる橋が見えてきた。橋を渡り大黒河島へ入る。大黒河島は黒龍江の中洲で中俄自由貿易城や大黒河島国際商貿城といったロシア製品を扱う貿易センターがある。黒河は中露国境の都市として有名で貿易で賑わっているらしい。
黒龍江の対岸はロシア・アムール州の州都ブラゴベシチェンスク大黒河島のフェリー乗り場。ここから中国とロシアを結ぶフェリーが出港している。外国人は利用不可だ。
1000頃、大黒河島からロシア・アムール州の州都ブラゴベシチェンスクを見る。人生で初めてロシアを見た!本当は対岸まで渡れればよいのだが、ここは中国ビザとロシアビザがあっても外国人は出入国ができない。そして、大黒河島にはフェリー乗り場があるらしいので探してみると工事中の怪しげな建物を発見する。駐車場にはロシア人、中国人の団体観光客がいる。どうやらここがフェリー乗り場のようだが入口に武警がいる。暫く様子を窺い特に通行証とかは必要無さそうなので建物内へ突入する。内部はイミグレでやはりここがフェリー乗り場であった。必要以上に内部に留まると因縁つけられそうなので外へ出る。

黒河を散歩

黒龍江を散歩店の看板もロシア語表記がある中露国境の黒河にもケンタッキーが・・・
黒龍江に沿ってロシアを見ながら散歩をする。黒河は中露国境の街なのでロシア語の看板やロシア商品の問屋街が多い。しかし、この中露国境の都市にもケンタッキーがあった。さすがにマクドナルドまでは見当たらなかったが・・・。そうそう、今日の黒河の気温は21度だった。もう夏は終わり秋になっている。

愛琿歴史陳列館へ行こうと思ったが・・・

黒河国際公路客運站黒河→愛琿のバスの切符黒河駅
昼過ぎに宿に戻り黒河で何か見るような所が無いか調べてみると黒河の南南東約30kmの場所に愛琿(爱辉)という場所で清朝がロシアとの間で1858年に不平等条約「愛琿条約」を締結している。中国にとっては国辱の地のようで愛琿には愛琿歴史陳列館という反露施設があるので行こうと思ったがバスが1日3本しかないので明日のバスの切符を購入する。予定変更という事で黒河駅へ行き明日のチチハル行きの切符を明後日に変更しようとしたら窓口のおばちゃんが「変更できない。払い戻ししかできない。」とか言う。始発駅なのに切符の変更ができないとはどういう事なんだ?愛琿歴史陳列館へ行こうと思ったが結局はバスの切符を払い戻して明日チチハルへ向かう事になる。

2008/9/12

予算使用状況
出金

食費 13元
宿泊費 20元
切符代(黒河→北安) 30元
合計 63元

入金
保証金戻る 30元

寝坊してしまった!

目が覚めてGPSの時計を確認すると0609になっている。4084次の発車時刻は0615で寝坊してしまった!荷物をまとめて宿を出たのが0615、駅に到着したのが0618頃、既に列車は発車していた。今回の旅で初めて寝坊してしまった。どうしようもないので切符売場で払い戻しか列車変更をしようとしたが「発車後の払い戻しはできない」「変更もできない」と言われて切符は紙屑に・・・。普通なら1回だけ列車変更できたり、大都市の駅だと発車後2時間以内までなら払い戻しに応じる所もあるのだが黒河では駄目であった。次の4032次の北安までの切符を購入して待合室で待つ事にするが、ここで地元人民のおっさん3人ほどが「お前日本人か?韓国人か?」と声をかけてきた。珍しく自分が外国人だと見破るとは侮れない連中だ。「日本人だ」と答えると人民Aの仲間の人民Bを指差して「こいつの爺さんは日本人なんだ」という。本当かどうかは知らないが「そうなのか?」と答えておく。暫く話に付き合っていると人民Aが「南京大虐殺を知っているか?」と聞いてくるので「知っているよ」と答えると人民Aが「俺は東京大虐殺をしたい。東京で強姦をしたい。」とか発想の貧弱な狂った発言をし始める。どうやら、声をかけてきたのは文句を言いたかったようだが、こちらが中国語を全く理解できなかった場合はどうするつもりだったのだろうか?まあ、色々と荒唐無稽な事を話し続けるので黙って聞いておく。敢えて「何時戦争するのか?」「胡錦濤国家主席は中日関係改善を進めているけど?」「おまえは日本にいる中国人を見捨てるのか?」「おまえ東京に行く金あるの?」「日米安全保障条約は知っているのか?」とか突っ込みするのはやめておいた。文句を一通り言い終えると人民たちは駅の外へ消えていった。人民たちはストレスが溜まっているのだろうか?それとも戦勝国の自分たちが旅行できずに敗戦国の日本人が気ままに旅行するのが羨ましくて妬んでいるのだろうか?

4032次 硬座で黒河→北安

4032次 黒河→北安寝坊するとは・・・
0840頃、改札が始まり列車に乗車する。とりあえず現時点でできる事は北安まで移動する事である。北安は黒河-北安の北黒線、ハルピン-北安の濱北線、チチハル-北安の斉北線が交わる交通の要所だ。北安まで行けば列車の本数も増えてチチハルまでの移動が楽になる。定刻通り0855に黒河を発車する。乗車率は半分ぐらいで横になって昼寝している乗客もいる。自分は初めは外の景色を見ていたが途中から昼寝する事にする。そして、1440頃に北安到着である。

北安で改签に成功!損失を最小限に

北安駅宿は駅前の平安招待所にする
出口を出て切符売場へ行き時刻表を確認する。本来の予定では明日はチチハル1722発の6221次で加格達奇へ向かう筈だったのだがこの有様だ。時刻表を確認すると北安0957発の2124次がチチハル1344着になっている。2124次に乗れば6221次に間に合う。早速明日の2124次の切符を買うのではなく紙屑になった4084次の切符が途中下車の列車変更(中转)ができるか試してみると窓口のおばちゃんが切符の裏にハンコを押して列車番号を記入してあっさりと列車変更してくれた。黒河では列車変更すら受け付けてくれなかったが北安では列車変更ができて損失は黒河-北安の切符代30元だけに抑える事ができた。次は宿を探さなければならないのだが珍しく客引きのおばちゃんを利用して1泊20元の平安招待所へ。まあ、今回寝坊というへまをやらかしたのだが学んだ事もいくつかあった。
・窓付きの部屋に宿泊すべし!
窓無しの部屋だったので日の出とともに起きれずに寝坊した。
・夜は早く寝よう
朝早い場合はやはり早寝が必須

2008/9/13

予算使用状況
出金

食費 0元
切符代(チチハル→加格達奇) 27元
合計 27元



2124次 無座で北安→チチハル

昨日寝坊で乗り遅れた4084次の切符だが・・・裏にハンコを押してもらい日付と乗車する列車番号が記入してある北安駅
0930頃、招待所を出て駅で列車を待つ。田舎とは言えども交通の要所なので利用客もそこそこいる。途中下車で無座の切符になるので席が確保できるか問題だ。
人民は並ばずに群がっているチチハルに到着です
0950頃、2124次が到着するが人民は並ばす乗降口に群がっている。並んだ方が早いと思うのだが・・・。自分は人民のリュックに蹴りを入れたりしながら乗車して席を確保してチチハルまで向かう。1345頃、チチハルに到着して出口へ向かうが出口ではイベントが待ち構えていた。それは、目の前で駅員がいかにも民工というおっさんたちに切符提示を求めるが民工たちは何故か切符の提示を拒否して駅員の追及を受ける。結局は民工たちが切符を提示するがチチハルまでの切符ではなかったので連行されていった。キセルをする民工とそうでない民工を見分けるとは凄い眼力だ。そして、自分は出口を出ようとするが出口の駅員も切符をちゃんと見ており自分の切符が昨日の日付だったので止められるが切符の裏を見せると問題なく外へ出られた。チチハル駅の駅員はしっかり仕事をしているようだ。

6221次 硬座でチチハル→加格達奇

「毛沢東思想万歳」だそうです6221次 チチハル→加格達奇の切符待合室
切符売場で加格達奇(ジャグダチ)行きの切符を購入して待合室へ。6221次は1727発なのでまだ3時間ほど時間がある。待合室で非常食に買っておいた氷砂糖を食べながら過ごす。
乗車します
1700頃、改札が始まり列車に乗車する。車内の乗車率はほぼ100%だが発車後は駅に停車する度に混雑は少なくなり富裕を過ぎる頃には座席で横になって寝る乗客が現れ始めた。

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2012年02月05日 11:58:40