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福建省旅行記~福州・厦門編

概要
上海南駅からK163次で福州駅へ移動し福建省旅行が始まる。福州で1泊して厦門では中台対立の最前線である金門島を見る。


Google Earth
上海

浙江省

江西省

福建省

2007/12/16

予算使用状況
出金

食費 6.8元
バス代 2元
合計 8.8元

入金
保証金戻る 100元
合計 100元

K163次、硬座で上海南→福州

K163次 上海南→福州まずは荷物のX線検査です上海南駅の待合室です。凄く綺麗なのだが上海万博まで清潔さを保てるか?
1100頃、上海藍山国際青年旅舎をチェックアウトし144路のバスで上海南駅へ向かい1140頃に到着する。上海南駅は新しい駅なのだが今までの駅とは乗車方法がちょっと違っていた。
南京駅も凄かったけど上海南駅も凄い!最新の設備で凄いが田舎の駅は・・・。上海南駅
どう違うかというと硬座の乗客でもCRHと同じように待合室に入る際に改札を受けてホームへ移動する際には改札はなく駅員に誘導されてホームへ移動する方式だ。1200頃、ホームへ降りて乗車するが、いつもの改札で大混乱、人民が一斉に走って行くという光景はなかった。駅員に誘導され皆落ち着いている。改札の有り無しでこんなにも違うとは・・・。

CRH1を撮影

K163次車両はYZ25G空いていたので荷物は余裕で置けました
さて、今回乗車する列車はK163次だ。残念ながら空調付きなので切符が高いのだが硬座でもある程度は快適だろう。乗車して荷物を置いたら撮影のために先頭車両へ走る。この時点では今回は電気機関車かディーゼル機関車か分からなかったが、ディーゼル機関車が見えてきた。やはり、福建省が非電化区間なのだろう。
CRH1が入線してきましたCRH1DF11
機関車の撮影をと思っていたらCRH1が入線してくるではないか!ここは、予定変更で先にCRH1を撮影するが気付くのが早ければもう少し良い写真が取れたかもしれない。

K163次の硬臥は人気が無い?

上海南駅戻ると車内は混んでいた
撮影を終えて車内に戻ると乗客でかなり混雑している。1243に定刻通り発車して福州へ向かう。乗客は痰吐き、唾吐きはなく快適だが、義烏を過ぎる頃になると1人で座席3つ占領して寝ていたり、通路に足を出して寝る乗客が目立ち始める。どうやら、猿や原始人が乗車していたようだ。まあ、痰吐き、唾吐きが無いだけましだろう。そして、車内放送で寝台が余っている事を告げていた。どうも、この列車の硬臥は人気が無いようだ。まあ、硬座でも1人で座席3つ占領して寝ている人民がいるから当然かな。

2007/12/17

予算使用状況
出金

食費 12元
宿泊費 30元
保証金 50元
バス代 3元
切符代(福州→舟州) 25元
合計 120元

福州到着

福州到着です福州駅
0520頃、福州に到着する。当然まだ夜は明けていないので普通は宿を探すのだが、この時間だと朝までで1日分の宿泊費を取られてしまうので駅前で夜が明けるのを待つことにする。野宿に近い状態なので福州駅で一番安全そうな公安値班室の前に座って過ごす。公安値班室は直訳すれば「公安の宿直室」なので交番みたいな所と考えてよいだろう。福建省に来ていきなりこの状態とは・・・。この先大丈夫だろうか?夜が明け0630頃、售票厅が開いていたので明日のアモイ(厦門)行きの切符を購入するが福州→舟州は購入できたが舟州→厦門は購入できなかった。大都市の駅でも田舎の駅の切符だと未だに販売できないとは・・・。オンライン化されていてもまだまだ遅れているようだ。因みに福州→厦門は鉄道よりも長距離バスのほうが圧倒的に早く到着する。バスは海岸沿いを走り、鉄道は遠回りして内陸の山岳地帯を走るからだ。どうして、時間のかかる鉄道で行くのかは当然、鉄だからだ!それにネット上だと福州→厦門の鉄道での経路を紹介しているHPが見当たらなかったし。

朝から按摩の怪しげな姉ちゃん

福州→舟州の切符を購入したので宿探しをするが1件目の旅社でいきなり断られる。身分証というのでパスポート(日本国の文字を見せず)出したら見もせずに婆さんに追い出された。人民が持っている身分証と違うのが理由か?恐らく婆さんはパスポートという物を見たことが無いのだろう。2件目は福州駅前の金山大飯店でパスポートを出したらフロントの姉ちゃんは初めは不思議がっていたがすぐに目の前に日本人がいることに気付いた。ここは追い出されずに1泊30元の部屋に宿泊することになる。ここは一応は大飯店と唄っているが中身は招待所と同等だ。トイレは扉無し、客は糞流さない、痰吐き唾吐き当たり前、おまけに宿泊客は歯を磨くときはコップ無しで蛇口に口つけていた。「研究卫生」の張り紙がむなしい。極めつけは朝なのに按摩の怪しげな姉ちゃんが2人も来た。まだ朝7時を過ぎたばかりだぞ!それに按摩と言ったってチンコに按摩だろっ!あいにく自分は化粧の濃い姉ちゃんを買う金は持っていないというかフロントの姉ちゃん連絡するなよ!でも、もしかしたら、連絡は掃除のおばちゃんか?

于山風景区

明代の城壁が保存されていた于山風景区
福州は福建省の省都なのだが、どうもこれといった観光地が思い浮かばない。見たいのは林則徐紀念館しかないのだが、まずは26路のバスで于山風景区へ向かう。バスを降りると目の前に明代の古城壁が保存されている。ちょっと期待できるかと思っていたが見所の白塔寺は工事中だし于山風景区と言っても革命関連の資料館と公園があるだけだった。バス停に戻り次の行き先を考えていると周囲で唾を吐く音がする。福州は上海よりも痰や唾を所構わず吐く人民が多い。

林則徐紀念館

12/14に閉館していたとは・・・林則徐紀念館
1050頃、林則徐紀念館に到着するが紙が貼られ閉まっていた。周辺が再開発で古い建物がことごとく取り壊されており紀念館も建て替えのようだ。12/14に閉まっており数日の差で見学できないとは残念だ。林則徐紀念館が見学できないとなると福州にはもう用は無い。これなら、福州に1泊する必要はなかったな、駅で荷物預けておけば今日のうちに厦門へ出発できたし・・・。

開元寺

開元寺空海像開元寺
既に福州での観光をする気がなくなっていたが、あと1ヶ所だけ見ておいても良さそうなところを思い出した。弘法大師空海が訪れたことがある開元寺だ。昼頃に開元寺を訪れるが千年古刹という割には建物が新しい。ここにも観光開発の波が押し寄せているようだ。

福州の長距離バスターミナル

晋安泉頭客運站福州華威西園客運站福州汽車北站
福州には長距離バスターミナルがいくつかあるようなのだが福州駅周辺には晋安泉頭客運站、福州華威西園客運站、福州汽車北站の3ヵ所がある。いずれも厦門、泉州など所内の路線が充実している。

福州にも乞食がいた

どうして中国は乞食が多いのだろうか?
福州の街を歩いていると、やはりというか乞食がいた。どうして中国には乞食が多いんだ?社会主義国家に乞食はいない筈なのだが?因みに乞食は12月なのに上半身裸だが、この日の福州の最高気温は23度と暖かい。福建省は亜熱帯性気候に属するので冬でも暖かいのだ。

2007/12/18

予算使用状況
出金

食費 3元
切符代(来舟→厦門) 48元
合計 51元

入金
保証金戻る 50元
合計 50元

K392次、硬座で福州→来舟

K68次 福州→来舟の切符K392次 福州→来舟の切符福州駅
0830頃に起床するがK68次の発車時間は1428でまだ時間がある。来舟→厦門の福州では切符は確保できていないので、これなら早めに来舟へ移動して切符を購入した方が良さそうだ。0930頃、福州駅で列車の運行と切符の販売状況を確認すると1138発のK392次がまだ購入できる。どうするか良く考える為にイスラム食堂で朝食を食べながら考えた末に予定を早めてK68次からK392次で来舟へ移動することにする。すぐに金山大飯店へ戻り荷物をまとめてチェックアウトする。售票厅でK68次からK392次に乗車変更の手続きをして候车室へ向かう。
走って11号車へ向かいます早く乗車できたのでまだ空いていた来舟到着です
候车室は既に改札待ちの列が出来ており自分もすぐに列に並ぶ。並ぶと言っても改札が始まると割り込みでほとんど意味が無かった。改札を通ると乗車する11号車まで走って行くが乗車してみたらまだ空いていた。荷物を置いて発車時刻まで待つが1138になっても発車せず8分遅れの1146に発車して1538頃、来舟に到着する。

来舟→厦門の切符を購入

2521次 来舟→厦門の切符来舟駅前来舟駅前
出口を出てそのまま售票处へ向かい厦門行きの5209次を買おうとするが既に売り切れであった。仕方が無いので1826発の2521次の切符を購入する。まだ3時間ほど時間がるのだが来舟駅前は典型的な田舎だった。特に何もする事が無いので候车室で約3時間待つことにする。

2521次、硬座で来舟→厦門

列車が到着珍しく車内はがら空き状態1人でBOX席を占領して寝ています
1800頃に改札が始まるが田舎の駅なので乗客ものんびりしており混乱無くホームで列車の到着を待つ。列車が到着して乗車するが車内はほとんど乗客がいなかった。乗車率は2割ぐらいで、まさかこんなに空いている列車度とは思わなかった。列車が発車すると車内放送で寝台が空いていることを知るが、硬座でこれなら硬臥を買う必要は無いだろう。1人でBOX席を占領して寝ている乗客がいるほどだし・・・。

2007/12/19

予算使用状況
出金

食費 10元
バス代 4元
フェリー 8元
宿泊費 80元(40元×2)
保証金 100元
合計 202元

厦門到着

明るくなるまで厦門駅前で待機です
0458に厦門到着。時刻表だと0502着なのだが何故か早く到着する。夜が明けるまで駅前で待機することになり、明るくなってから厦門国際青年旅舎へ向かう。厦門国際青年旅舎では一番安い6人ドミが生憎満室で4人ドミに泊まることになる。午前中はインターネットで情報収集と溜まったメール確認で過ごす。

コロンス島は観光客だらけで見る価値無し

厦門輪渡これがフェリー吊革に摑まっていますがフェリー内部です。通勤電車ではありません。
1430頃、フェリーでコロンス島へ渡る。コロンス島はヨーロッパ建築の建物が多く厦門で一番の観光地らしいが実際に行ってみると自分にとっては見る価値が無かった。
鄭成功像ヨーロッパの雰囲気はあるのですが・・・建物は歴史建築として保存されているようです
周囲は観光客だらけで島は観光整備済み、おまけに帰りのフェリーは運賃が8元だ。因みに行きは無料なので実質片道4元だが、あの距離で生活路線なら片道1元だろう。
島内は観光客だらけで面白みに欠けていたつまらないので戻ることにしましたフェリーから見た厦門
少しコロンス島を散歩してみたが遠くから鄭成功の像を見て戻ることにした。中国人の団体観光客と白人が多くて全く面白くなかった。1530頃、厦門輪渡に戻ってきた。コロンス島観光は1時間で終わった。

中台対立の最前線、金門島を見る

奥の島が金門島か小金門島だろう。手前の島は中国領?台湾領?観光地のなっているようです砂浜にはトーチカの残骸が残っています。
厦門も福州と同様で見たい場所が少ない。唯一見たい場所は金門島だ!厦門は中台対立の最前線で沖合い数㎞の場所に台湾領の金門島がある。過去に何度も金門島を巡り小競り合いが発生しており金門島は台湾の要塞となっている。現在は過去のような緊迫した状況では無いので金門島の間近まで観光フェリーで見物しに行くことができる。で、観光フェリーは120元ぐらいするので自分は陸上から金門島を眺めることにした。フェリー乗り場のバス停から503路に乗車して1610頃、黄厝石冑頭で下車する。海の向こうには島が見える。恐らく金門島か小金門島だろう。目と鼻の先に台湾がある。中台対立の最前線なのだが観光客でそこそこ賑わっている。
この監視用のトーチカを見て最前線ということを認識させられたこんな巨大な看板で統一を訴えているようです。
どこに中台対立があるのかと思うほど平和だと思ったが道路脇に監視用のトーチカがあり兵士が常駐している。表面上は平和でも、やはり軍事上の最前線という事を改めて知らされた。おまけに「一国两制统一中国」(一国二制度統一中国)と巨大な看板まである。それ対して金門島には三民主義の看板があるらしい。なんか38度線みたいに宣伝合戦でもする気なのだろうか?

厦門は物価が高い

金門島を見たので厦門での観光は終わってしまったといってよいだろう。明日は泉州行きのバスの切符を購入してのんびり散歩かな?さて、夕飯を食べるために貧乏旅行者にちょうど良さそうな食堂を探すが厦門は物価が高い!田舎の福建省でも厦門は観光都市の色合いが濃いので牛肉拉麺や炒飯でも最低5元からだ。貧乏旅行者には物価の安い内陸部の方が過ごしやすいな。

2007/12/20

予算使用状況
出金

食費 20元
バス代 4元
生活物資 15.5元
合計 39.5元

厦門駅とその周辺

厦門駅厦門駅前にはウォルマート、マクドナルド、ケンタッキーまで揃っています厦門駅前
0700頃に起床する。厦門での観光は終了しているので今日は厦門駅と長距離バスターミナルの調査に向かうことにする。0900過ぎ、厦門駅に到着する。昨日は夜明け前に到着して明るくなってすぐにバスで移動したので周辺の様子はよく把握していなかったが駅前にはウォルマート、マクドナルド、ケンタッキーまで揃っているではないか!厦門は都会だ!周辺でもビルが建設中で更に発展していきそうだ。

長距離バスターミナル

松柏長途汽車站湖濱長途汽車站
厦門駅から815路のバスに乗車して松柏長途汽車站へ向かう。815路は駅と長距離バスターミナルを結ぶシャトルバスのような役割を果たしている。1015頃、松柏長途汽車站に到着する。バスの状況を確認すると福州へは約10分に1本の割合で出発しているようだ。泉州でも20分間隔だ。明日は泉州へ移動するのだがこれなら当日切符を買うので十分だ。松柏長途汽車站で816路のバスに乗り1040頃、湖濱長途汽車站に到着する。ここも長距離バスターミナルだが厦門旅游集散中心にもなっており観光客向けのバスターミナルの側面も持っている。福州や泉州へのバスは無いが客家土楼で有名な永定へのバスはここから1日8本出発している。他にも雲南省の昆明や広西チワン族自治区の東興(ベトナムとの国境の町)へのバスがあったりと凄い。

南普陀寺

乾隆帝の御碑は4つもあります南普陀寺 天王殿
1400頃、厦門国際青年旅舎から徒歩5分ほどの所にある南普陀寺を訪れる。南普陀寺は厦門の仏教聖地で千年古刹だ。厦門の定番観光地にもなっているようで観光バスでツアー客が押し寄せている。敷地内には清の乾隆帝の御碑もある。

福建省旅行記~泉州・安渓編へ続く



2009年01月06日 10:48:46