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広西チワン族自治区旅行記~東興編概要1年ぶりにベトナムとの国境の町である東興を訪れる。現在は中国にLビザの3ヶ月ダブルで滞在中なので、あと1回しかビザが使えないのだが、敢えてビザを使わずにノービザで中国に再入国できるか実験してみる。 Google Earth 広西チワン族自治区 2008/1/26予算使用状況出金 食費 15元 宿泊費 25元 保証金 10元 バス代 3元 バス代(欽州→防城港) 17元(保険料込み) 切符代(南寧→昆明) 99元 切符手数料 5元 掌中寛帯 1200元 合計 1374元 入金 保証金戻る 20元 1角拾う 0.1元 合計 20.1元 N720次、硬座で北海→欽州![]() ![]() ![]() 0640過ぎに起床するが外は雨が降っており寒い。いつもなら雨の日は大人しくしているのだが1日でも早く当面の目的地であるミャンマー国境まで行くために今日も強行軍での移動だ。久しぶりにテレビでニュースを見ながら出発準備を整える。0845頃、宿を出て2路のバスで北海駅へ向かう。北海駅に到着して入口の手荷物検査を受けるのだが北海駅にはX線検査の機械が導入されておらず係員に見せてから待合室へ入る。既に改札が始まっており列に並び順番を待つが前方に白人2人を発見する。こんな所にまで白人がいるとはちょっと驚きだ。改札を通り列車に乗車するが車両が珍しく25DTだった。 ![]() ![]() ![]() 荷物を車内に置いて発車までの間ホームに降りて撮影を開始する。撮影をしていると何と「青年文明号」のプレートが付いているのを発見する。「青年文明号」ということは設備、乗務員の勤務態度が優秀ということらしいのでちょっと楽しみだ。 ![]() ![]() 0932になり定刻どおり発車して1050に欽州到着。時刻表どおりの運行で欽州に到着した。さて、欽州に到着したのは良いのだが今日の目的地は防城港なので1554発の7321次で防城港まで行ってもよいのだが駅で約5時間待つことになる。 バスで欽州→防城港![]() ![]() ![]() 5時間駅で待っていようと思ったら1100~1430まで待合室が閉鎖になっていたのでバスターミナルを探してみることにする。もしバスターミナルに辿り着けたらバスで防城港へ行き南寧へ行く際に鉄道に乗ることにする。とりあえず駅前の通りを歩いていくと路線バスが走っているのを見つける。バス停を探して確認していくと2ヶ所目のバス停でバスターミナル行きの路線バスを発見する。38路のバスに乗車して1120頃、汽車総站に到着する。初めて訪れた町なのに意外にも簡単に欽州汽車総站に辿り着いてしまった。 ![]() ![]() ![]() バスの運行状況を確認して防城港行きの切符を購入してバスに乗車する。バスは1210発なのでまだ時間があるのでちょっとバスターミナルを見物する。 ![]() 1215頃、ちょっと遅れてバスが発車する。高速を走り1315頃、防城港の港口汽車站に到着する。 中国聯通で掌中寛帯を申し込む![]() 1路のバスで防城港駅へ行くが予想通り宿が一軒も無く駅から徒歩15分ほどの所にある港珠旅館に1泊することにする。明日はベトナムとの国境の町である東興を再調査するので今のうちに中国聯通の掌中寛帯を申し込みに行くことにする。中国聯通防城港分公司にやってきたが人気が感じられない。携帯の店といったら結構賑わっている筈なのだが田舎なのか静まり返っている。ちょっとここはやめておいて港口汽車站の周辺が坊城港で一番賑わっていそうなのでそこの中国聯通の店に入る。掌中寛帯に加入したいことを店員の姉ちゃんに伝えるが自分のインチキ中国語ではうまく伝わらなかったが店員の姉ちゃんが目の前に外人がいることに気付いて英語で話しかけてきたが「听不懂英语(英語分かりません)」と答えると何人か聞いてくるので「日本人」と答えると店員の姉ちゃんたちはやたらと驚いていた。まあ、観光地でもない所に日本人が現れたら驚くのも無理はないだろう。しかし、客になる確率が高そうな日本人がいるのですぐにパンフレットをもって来てくれた。こちらの欲しいプランを伝えると生憎売り切れで他のプランを勧めてくるが他のは条件に合わないことを伝えるとどこかに確認の電話をしている。しばらくすると「身分証は持ってる?」と聞いてくるので「持ってる」と伝えると中国聯通の防城港分公司で手続きが出来るので住所を書いてもらったメモを持ってそちらへ向かうがここは先ほど通り過ぎた所だ。静まり返っていると言ってもやはり分公司では色々と融通が利くようだ。中国聯通防城港分公司に到着して入ると係の兄ちゃんが待っていてくれた。すぐに手続き開始で料金の支払いとパスポートのコピーをとり15分ぐらい待つとUSIMカードが出来上がった。今回のプランは1年契約で中国全土で900時間までデータ通信ができるという奴だ。今回の契約で販売店よりも直接分公司へ赴いた方が色々融通が利くということを学んだ。でも、パスポートのコピーをとられたのは初めてだ。前回、上海で契約した時は本人確認は一切無かった。やはり犯罪に利用されるので本人確認をするようになったのだろうか?そして、南京で突然使えなくなっていた通信カードは壊れておらず、上海で契約した年間プランが期限を約20日ほど残して何故か使えなくなっていたことが判明!中国は契約期間も差不多(大した違いは無い)ということか? 防城港駅へ行くと![]() ![]() 1630頃、防城港駅を訪れる。明後日の防城港→南寧と南寧→昆明の切符を買おうとしたが係員に「南寧行きは停運(運行中止)になったよ」と言われる。そんな通知は知らないというか目の前でちょうど通知を貼っているところだった。やられた!明日から停運になるのなら欽州から防城港まで乗っておくべきだった。何時再会になるかも分からないし・・・。鉄としての大きな過ちを犯してしまった。こうなると明日は東興を調査してそのまま南寧へ行き、昆明行きの2637次に乗車するのが良さそうだ。気を取り直して明日の昆明行きの切符を購入するが何故か切符は既に発券済みになっていた。しかも、1枚ではなく10枚以上のまとまった枚数だが一体どういうことなのだろうか?まあ、春節期間中に翌日の切符を購入できたのでどうでもいいか。でも、せっかく防城港駅まで来たのに・・・。 2008/1/27予算使用状況出金 食費 15元 バス代 2元 バス代(防城港→東興) 9元 バス代(東興→防城) 10元 バス代(防城→南寧) 30元 東興口岸 10元 合計 76元 入金 保証金戻る 10元 防城港→東興、東興口岸へ![]() ![]() ![]() 0630過ぎに起床して出発準備を整え0720頃に宿を出る。強風で寒さが一段と増す中で港口汽車站で東興行きの切符を買い0800発のバスを待つ。0800前にバスに乗車して東興へ向け出発するが乗車率は4割ぐらいと少ない。途中で乗客を乗せることも無く0845頃、東興汽車站に到着する。バスを降りるとイミグレの東興口岸まで行くミニバスのおばちゃんが声をかけてきたのでいくらか聞くと5元とか舐めた事を言うので無視して徒歩で東興口岸へ向かう。恐らく外国人バックパッカーを狙ってぼったくろうとしているのだろう。因みにぼったくりミニバスを利用しない場合は1路のバスで東興口岸へ行ける。運賃は1元だ。自分は1度訪れているのでバスターミナルを出て西へ歩いて行く。まあ、初めての人でも道路標識があるので見落とさなければ徒歩でも十分イミグレまで行ける。西へ歩き途中で南へ向かい0915頃、東興口岸に到着する。 東興口岸でベトナムへ渡るか迷う![]() ![]() ![]() 東興口岸に到着したが去年訪れた時とちょっと変わっているような気がする。出境ゲートが移転しており周辺が綺麗に整備されている。そして、東興口岸の前には清の光緒16年に建立された石碑がある。そう、この場所が清と越南の国境であることを示す石碑だ。清代から現在まで国境が変わらずあるので何か歴史を感じさせられる。そして、目の前を流れる川が国境線となっており対岸がベトナムだ。ほんの数十m先がベトナムでそれほど緊張感も無く目の前の船で対岸へ渡れそうな雰囲気だ。 ![]() ![]() ![]() 新しくなった出境ゲートへ行くと入口に武警がおりさすがに撮影は出来ないような雰囲気だ。さて、ここでこのままベトナムへ渡るか非常に迷う。ベトナムに入国するだけなら何ら問題はないのだが中国へ入国する場合が問題だ。何故なら自分が持っているビザはLビザの3ヶ月ダブルだからだ。雲南省の河口→ベトナム・ラオカイや磨憨→ラオス・ボーテンへももう一度行きたいが東興でLビザを使ってこの後ベトナムやラオスへ行くとノービザになってしまい15日以内の滞在で4月まで滞在できないのだ。このビザの問題で出境ゲート前でうろうろしながら考える。こんな行動をするので武警の視線は完全にこちらに集中している。さすがにやばいと思い今回は諦めて東興汽車站へ戻ることにする。 やっぱりベトナムへ行く![]() ![]() ![]() 東興汽車站へ戻る途中であることに気付いた。ベトナムへ入国して中国へ再入国する際にLビザを使わずにノービザで入国すれば雲南省からベトナム、ラオスへ行き最後に再入国する際にLビザを使えば4月上旬まで滞在できるのではないかと思った。しかし、「今回はノービザで!」ということは出来るのだろうか?うーん、試す価値はありそうだ。0950頃、再び東興口岸を訪れ出境ゲートへと進む。入口には通関時間が表示されており、すぐ近くに武警がいるが撮影をする。幸い時間表示の撮影だけは何も言われずに済み中へ入ると入場券売場とゲートがある。まだしっかり入場料10元を徴収しているようだ。国境を越えるのに通行料を搾り取ろうとする魂胆にちょっと腹が立った。ここも撮影をするのだが係員に滅茶苦茶怒られてしまう。出入国審査をする場所でなくても建物内は撮影厳禁のようだった。まあ、カメラ没収とかは無かったので助かった。 ![]() ![]() ![]() 0957頃、中国を出国して0958に国境線を越えベトナムへ渡る。1000にベトナムのイミグレに入り書類に必要事項を記入するがベトナム語と英語が分からないので電子辞書を引きながら記入していく。1015頃、何とかベトナムに入国する。さてベトナムに入国したがちょっと周辺の様子を見てすぐに中国へ戻ることにする。この旅行記を読んでいる方の中には「せっかくベトナムに来たのだから1泊ぐらいしろっ!」という方もいるかもしれないが生憎自分はベトナム語と英語が出来ないので散歩程度終わってしまう。しかも、今回はイミグレ近くの入場券売場(通行料徴収場所)を越えずにイミグレに入ったのでイミグレの姉ちゃんに「入場券買ったか?」と聞かれたので「買ってない」「さっき中国から来てもう戻る」「外には出ていない」とか言ったら通してくれた。ベトナム出国はあっさり手続き完了で中国へ戻る。今回のベトナム滞在は約5分だった。 係官に説明したらノービザで入国できたさて、ここからが問題の中国再入国だ。入国カードに必要事項を記入して、ビザ欄は空白のままで窓口の列に並ぶ。自分の番が周ってきて係官にビザを見せて「自分はビザを持っているのですが明後日に友誼関からベトナムへ行くので今回はビザを使わない事は出来ますか?」と聞いたら係官は「ビザがある場合は駄目ですよ」と言うので粘って「日本人は15日以内はノービザで入国可能な筈ですが?」と聞いたら、係官が「じゃあ、課長に聞いてみるからちょっと待って!」となり電話で課長と相談してくれて結果は「許可が下りたから今回はノービザでの入国になります。もし、滞在が15日を超える場合は公安局でビザの切り替え手続きをしてください」と説明を受けてLビザを使わずにノービザでの入国が出来た。これで河口→ベトナム・ラオカイや磨憨→ラオス・ボーテンの国境越えも出来そうだ。但し、現場責任者の気分しだいで今回のようなことが出来るかは?だ。そして、税関を通過する際に荷物のX線検査を受けたのだが係官にノートPCが目に留まったようで起動するように言われる。起動して何をするかと思ったらちょっといじった後はJPGファイルだけを検索している。どうやら、P2Pソフトで落としたあ~んな同人誌やこ~んな同人誌の画像があった場合は無事では済まないようだ。もちろん、エロゲーをインストールしたまま入国するのも危険かもしれない。まあ、幸いノートPCには係官の目に留まるものは無かったので無罪放免となった。
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東興→防城![]() ![]() ![]() 1110頃、東興汽車站に戻り防城行きのバスに乗車する。東興を出て1144に東興横江公安検査站で武警の検問を受けるが特に何も無く無事通過する。 ![]() ![]() ![]() 1230頃、防城車站に到着する。防城車站のバスの運行状況を確認して南寧行きのバスに乗車し1300頃、防城車站を出発する。高速を走り1440頃、埌東汽車站に到着する。埌東汽車站のバスの状況を確認して1505頃、213路のバスで南寧駅へ向かう。 2637次、硬座で南寧→昆明![]() ![]() ![]() 2637次は1620発なのだが発車14分前の1606に南寧駅へ到着する。幸い改札はまだ閉まっておらず何とか乗車するが通路が荷物で塞がれており行く手を阻んでいる。この時に春節の混雑に遭遇したことに気付いた。 ![]() ![]() 荷物を踏み越え乗客を掻き分けて自分の座席に辿り着くがおっさんが座っていたので切符を見せて追い出すが周囲の無座の乗客にはこの光景が受けたらしく笑いを誘う。恐らく笑っていた無座の乗客は「無座なのにお前だけ座ってんじゃねえ!」とかいう心理状態だったのだろうか?席には座れたが荷物は床に置く事になってしまった。1620に定刻どおり発車するがこの混雑状況から昨日、防城港駅で硬座の切符が買えたのは奇跡に近い。 車内で夫婦喧嘩発生!乗警が出動!![]() ![]() 2000頃、車両後方でから女性の怒鳴り声が聞こえてくる。乗客たちが一斉に見物をし始めるので何かと思えば喧嘩のようだ。乗客のほとんどが野次馬と化して煽ったりして何やら面白い状況になっている。暫くすると乗務員と乗警がやって来て喧嘩の仲裁に入ったが収まる気配が無い。そして、周りから「夫妻」という言葉が聞こえてきたのでこの喧嘩が夫婦喧嘩ということが分かった。車内であれだけ凄い夫婦喧嘩に遭遇することは滅多に無いだろう。だけど奥さんの怒鳴り声しか聞こえなかったので旦那の方がどうなっているかはよく分からない。乗警の仲裁が続くがここでの説得が無理と判断したようで夫婦を別の車両へ連行していった。野次馬が煽ったりするのでこれ以上こじれないようにするための措置なのだろう。 雲南省旅行記~昆明編へ続く |