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貴州省旅行記~鎮遠・凱裏・貴陽編概要貴州省の旅が始まるが凱裏では麻塘革家寨、南花苗寨など凱裏周辺へ出かけてみる。そして、凱裏ではノービザからビザを取得するという大きな目的があるのだが果たして・・・。 Google Earth 貴州省旅行記.kmz 2008/6/19予算使用状況出金 食費 9元 宿泊費 20元 切符代(貴陽→鎮遠) 18元 バス代 1元 合計 48元 入金 保証金戻る 100元 2301次 硬座で重慶→貴陽![]() ![]() ![]() 0910頃、重慶国際青年旅舎を出て503路のバスで重慶駅へ移動する。今日は貴州省貴陽まで移動なのだが天気は雨だ。というより、朝から雷が鳴っている。1000頃、重慶駅に到着し手荷物検査を通過すると身分証確認が待っていたが面倒なので知らない振りしてそのまま待合室へ向かう。幸い見るからに「農民です!民工です!天秤棒と肥料袋は出稼ぎの必須アイテムです!」という人達だけが並ばされており自分は確認対象ではなかったようだ。1020過ぎに改札が始まりホームへ移動し乗車するが硬臥と軟臥はホームに屋根の付いている部分で濡れないのだが硬座は屋根無しホームになっていた。何かあからさまに区別されているような気がした。 ![]() ![]() ![]() 定刻通り1045に発車して貴陽への乗り鉄が始まるのだが予想通りというか乗客の民度はかなり低かった。昼になりぶっかけ飯の快餐やカップ麺を乗客たちが食べ始めるのだが食べ終わると空の容器を窓からポイ捨てしている。おまけにビール瓶もポイ捨てだ。更に裸族も出現する。そして、隣のボックス席では子供に母ちゃんと婆ちゃんがご飯を食べさせていたのだが、このガキが曲者で食べながら床に小便をしているのだ。中国では子供のズボンは脱がなくても大小便ができるように股に穴が開いているというか縫い合わせていないのだ。おかげでガキどもは所構わず(バスの車内、スーパーの食料品売場など)大小便ができるという中国が誇る発明品となっている。ガキが床にした小便はそのまま放置され、この家族は何事も無かったかのように昼食の時間を過ごしている。不快指数が急上昇する中で対面のおっさんがタバコを吸い始めた。車内は禁煙なのに堂々とタバコを吸うので煙が来ないように窓を全開にするが風下になるおっさんは寒いようで窓を閉めるが嫌がらせですぐに全開にしてやる。こうして嫌がらせは成功するが次は隣のおっさんが床に唾を吐き始める。これほど民度の低い人民が多すぎると呆れるを通り越して殺意を持ってしまう。共産党にはもっとしっかりと人民どもを教育して猿から人へと進化させてやって欲しい。こういう田舎者が大都市で差別を受けているというが最低限の礼儀も無い田舎者は差別というか区別してやらなければ自分がどの階層にいるのか自覚できないだろう。共産党には本当に人民どもに礼儀作法を叩き込んで欲しい。頑張れ共産党!無理なら民度の低い人民は抹殺してしまえばよいだろう。多すぎる人口も多少は減って無駄がなくなるだろう。こうして、民度の低い人民に囲まれ2030頃、貴陽に到着する。 貴陽駅周辺の宿今日は貴陽で1泊して明日は鎮遠へ移動するのだが、宿を探さなければならない。貴陽にもYHAが1件あるのだが今回は貴陽駅周辺の宿事情の調査も兼ねて1泊する。とりあえず、駅周辺を歩いてみるが招待所や旅社は多く高そうな賓館も数軒見受けられる。何軒かで料金を聞いてみるとそれなりの部屋は40元とかになってしまうが20元の部屋もあった。但し、20元部屋となると狭い、汚い、窓無しという所もあった。そして、今回は珍しく客引きのおばちゃんを利用して20元部屋をいくつか案内させたのだが狭いのは分かっていたが自分の予想を上回る部屋が待っていた。それは、狭い、天井低い、階段が限りなく梯子に近いという物だった。窓は付いていたのだが天井低くて直立できないし階段というか梯子はバックパック背負って登れても降りる事はできないという構造だ。久しぶりに色々な意味で中国が体験できる宿だったので1泊する。もちろん、やばそうな痰吐き人民とかが隣の部屋にいたりするので荷物を盗まれないようにパックセーフを使ってから切符購入と食事に出かける。2008/6/20予算使用状況出金 食費 12元 宿泊費 30元 保証金 10元 合計 52元 7440次 硬座で貴陽→鎮遠![]() ![]() 0600頃に起床して出発準備を整え始める。西南地方となると大連などの東北とは仕事始めの時間が違うようでまだ店は開いていない。大連だと0600頃のは既に営業している飲食店があったほどなのだが広い中国では時間の感覚も地方によってだいぶ違う。0800頃、旅社を出て貴陽駅へと向かう。駅は思ったほど混雑しておらず待合室で改札が始まるのを待つ。 ![]() ![]() ![]() 0845頃、改札が始まりホームへ向かう。今日の列車は普通慢車で普慢とか慢車と呼ばれる各駅停車で地元民御用達の列車だ。乗客には漢族とは服装が違うおばちゃんとかも乗車しておりちょっと少数民族の住む地域へ行くのだと認識する。0907定刻通り発車し各駅停車でのんびりと鎮遠を目指すが乗客の人民たちの民度は予想通り低かった。タバコを堂々と吸っているし、対面のおっさんは窓を開けてやたらと痰を吐いているし、床には喰い散らかされたヒマワリの種が散乱している。 ![]() ![]() ![]() 民度の低さを認識しつつ移動する。そして、各駅停車なので駅の間隔が短く日本の在来線のようにすぐに次の駅に到着していくが慢車なので貨物列車にも追い越されるほどの遅さだ。1300頃、凱裏に到着するが今日はこのまま通り過ぎて鎮遠へ向かう。凱裏は明日訪れる予定だ。1515頃、今日の目的地の鎮遠に到着する。かなりの田舎だと思っていたが鎮遠古鎮とか、鎮遠古城とかで観光地として売り出し中なので駅は立派だ。 鎮遠古鎮![]() ![]() 駅から古鎮までは3㎞ほど離れているのだが、鎮遠には路線バスは走っていなかった。とりあえず宿を決めなければならないのだが駅前の招待所は何やらボロそうなので駅前の西秀街を古鎮と街のある東へ歩いていくが、今日はまだ何も食べていないので1㎞ほど歩いただけで疲れてきてしまった。街に入ると宿が数軒見えてきたのでその中から金鳳凰招待所に1泊する事にする。30元部屋なのだが昨日の20元部屋とは天と地ほどの差があった。部屋は広く、テレビ、シャワー、トイレまで付いていた。荷物を置いて古鎮へと向かう。 ![]() ![]() 1700頃、古鎮の入口に到着する。この辺りに来ると賓館、招待所、客桟など宿が豊富にある。ただ、外から覗いただけだが招待所とかでも1泊50元とかが目立っていたので観光地料金で高めのようだ。 青龍洞古建築群![]() ![]() ![]() 古鎮を歩いていると川の対岸に青龍洞が見えてきた。崖にいくつもの建築物がはり付くように建てられており遠くからでも見ごたえがある。橋を渡り青龍洞に向かう。川では地元の子供たちが遊んでいるのだが、見た目でその水質だと色々と問題がありそうに思えるのだが・・・。 ![]() ![]() 青龍洞を見物するが既に閉まっており入場料とかは分からずじまいに終わり街へと戻る。 2008/6/21予算使用状況出金 食費 17.9元 宿泊費 30元 保証金 10元 バス代 1元 切符代(鎮遠→凱裏) 5.5元 合計 64.4元 入金 保証金戻る 10元 7439次 無座で鎮遠→凱裏![]() ![]() ![]() 0800頃、招待所を出て鎮遠駅へ向かう。今日は凱裏へ移動なのだがまだ切符は買っていない。駅に着き切符売場へ行くと既に人民列ができていた。狙っている7439次は0930発なのだがこれだけの長蛇の列なので1時間前に到着しておいてよかった。並んで15分ほど待つとようやく順番が来たが姉ちゃんが割り込もうとするので「並べ!」と言って追い出すがこれはどうでも良かった。窓口のおばちゃんに「凱裏行き1枚」というと「11元」といって支払いをするが渡された切符は先に発車するK65次だったので「7439次にして!」というが言葉が通じない。おばちゃんの方言も聞き取れないので困った状況になりかけたが「慢車の切符!」といって何とか通じた。改札が始まりホームへ出て列車の到着を待つ。貨物列車が通過した跡に7439次が入線してきた。席を確保できるか分からなかったのだが乗車してみたら余裕で座れた。各駅停車なので地元民しか需要が無いだろうから満席というのは滅多に無いのだろう。 ![]() ![]() 車窓から見る風景を楽しみながら凱裏へと向かう。凱裏の手前の桐木寨の近くでは苗族と思われる集落が見え少数民族を売りにしている貴州省らしさが出てきた。1150頃、凱裏に到着する。凱裏の天気は晴れで蒸し暑い。 苗嶺青年旅舎![]() ![]() ![]() 凱裏駅は街の北はずれにあるので路線バスで市区へと移動しなければならない。1路のバスに乗車して大十字を目指すのだが、なぜ大十字へ行くのかというと凱裏で一番賑わっているのが大十字だからだ。そして、大十字にはこんな旅舎があるらしいので泊まってみる事にする。1路のバスで大十字に向かうのだが凱裏の1路と2路のバスはバス停以外でも自由に乗車する事ができるので油断しているとどのバス停まで行ったか分からなくなるだ。何とか大十字に到着して苗嶺青年旅舎を探す。新華書店の近くとあったので新華書店を見つけてすぐに苗嶺青年旅舎の看板を見つける。で、とりあえず1泊する事にするがこの宿は「苗嶺青年旅舎」と「苗嶺青年旅社」の2種類の看板を掲げているのだが設備はニーハオトイレだったりで実際は「旅社」である。 凱裏市内を調査![]() ![]() 凱裏は市内には見るような場所はないに等しく郊外の少数民族の村まで行かなければ何も無い田舎だ。それでも、市内のバス停は少数民族を意識した造りになっており観光で町おこしをしているとうかがえる。少数民族の村には明日行くとして今日はバスターミナルやビザ申請の為に公安局の場所を確認する。凱裏市内には凱裏市公安局と黔東苗族侗族自治州公安局の2ヶ所があるのだが黔東苗族侗族自治州人民政府HPには黔東苗族侗族自治州公安局でビザ申請するような事が表記されている。しかし、瀋陽で遼寧省公安庁でビザ申請ができなかった事もあるし、凱裏市公安局には凱裏市公安局出入境弁証中心なんて立派な建物があり州公安局で申請できるかは疑問だ。 2008/6/22予算使用状況出金 食費 12元 宿泊費 30元 保証金 10元 バス代 2元 合計 54元 入金 保証金戻る 10元 宿探しとバスターミナル![]() ![]() 苗嶺青年旅舎は凱裏の中心部である大十字にあるのだが料金の割に設備が悪いので他の宿を探す事にする。0800頃から周辺の宿を調べるが大十字周辺には招待所や旅社がかなりあるのだが建物が古そうなので中の設備もどうも古そうだ。賓館とかなら外から見ても結構いい設備なのだろうと思わせる雰囲気なのだが料金が3桁になっていてとても泊まる事はできない。大十字周辺は諦めた方がよさそうなのでバスターミナル近くを探してみる事にする。バスターミナルの凱裏客車站は大十字から少し離れているがそれでも十分賑やかだ。賓館、招待所、旅社もそこそこ揃っているのでこちらで探した方がよさそうだろう。とりあえず、凱裏客車站の周辺で探すとして凱裏には他にもバスの発着場所があるらしい。そこで、歩いて探してみると確かにバスターミナルはあった。潰れていたが・・・。他にも探してみると市医路客車站を見つけた。ここは短距離専門のようだが少数民族の村へ行くかは不明だ。 ![]() ![]() 1100頃、苗嶺青年旅舎を出て凱裏客車站の周辺で新たな宿を探し始める。まずは賓館から数軒あたってみるが1泊50-120元と幅は広いがちょっと貧乏人には・・・。続いて招待所、旅社を探してみるが大体20-40元で部屋はあるが外国人お断りも宿もあった。その中で今回は凱裏客車站から坂を下り交差点を右に進み凱運大道(凯云大道)にあった黎榕従招待所に宿泊する。ここはとりあえず外国人お断りではないようで登記もしていた。1泊30元でトイレ・シャワー付きで昨日のボロ部屋からかなりの昇級といった所だ。 ![]() ![]() ![]() 昼過ぎに新たに情報収集の為に出かける。凱裏客車站から9路のバスに乗車して城南客車站へ向かう。凱裏にはまだバスターミナルがあるようだ。バスは凱裏の南東へ走るが途中で黔嶺州林汽客車站というバスターミナルに到着する。ここは規模は小さいが比較的新しそうなバスターミナルなのでちょっと確認しておく事にする。建物とかは新しかったがバスの時刻表とかは全く見当たらない。深圳行きのバスとかもあり一応営業はしているが利用客は少なく採算は取れているのかといった感じだ。そして、徒歩で9路のバスの経路を辿っていくと1路の終点に到着してしまった。ちょうど、凱裏の南に辿りついた様だが9路のバスは更に西へ走っていった。更に西へ進もうとすると博南客車站という看板を見つける。どうやら、1路の終点の近くにはバスターミナルがあるようだ。博南客車站を調査してみると貴陽、黄平へのバスが多いようだ。でも、利用客は少なかった。そして、1400頃に凱裏城南客運站へ到着するが試験営業中であった。まだ正式営業していないほどの新しいバスターミナルなのだが利用客はいなかったというか誰も存在を知らないのかもしれない。でも、規模からして今後は凱裏最大のバスターミナルになる可能性は十分ある。 凱裏はガキの野糞が多い?市中心部に戻りイスラム食堂でラグメン(牛肉干拌面)を食べてスーパーで500g1元で古くなったライチが売られていたので2.5kg購入する。そして、歩道を歩いていると犬の糞と明らかに違う糞が各所に放置されている。「これは人の糞だろう」と思っていると目の前でガキが糞をしている。もちろん、ズボンを下ろす必要のない股割れのズボンだ。どうやら、凱裏のガキは道端で糞をするのが当たり前だと思っているようだ。「ちゃんとトイレで糞させろよ。衛生上問題だろ!」と親に言ってやりたい所だが、親も痰吐き、手鼻だから理解できないのだろう。ここは共産党にしっかり人民どもを教育して貰うしかないだろう。2008/6/23予算使用状況出金 食費 12.9元 宿泊費 36元 バス代 1元 合計 49.9元 入金 保証金戻る 10元 招待所では境外人員登記卡を貰えない0700頃、起床して招待所のおばちゃんに「公安局に行ってビザ申請しないといけないから臨時宿泊証明書を発行して!」と言ったらおばちゃんは「うちは招待所だからそういうのは無いよ。それにうちは外国人は泊めちゃいけないから泊まったのがばれたらうちが罰金払わないといけないんだ」とか言っている。登記していたくせに実は外国人お断りの宿だった。そして、おばちゃんはこのまま公安局へ行かれると非常にまずい事になると判断して「大十字の賓館なら外国人は大丈夫だよ。凱裏には今日来た事にして!」とかこの危険な日本人を安全かつ速やかに追い出す体制に入っている。まあ、こちらも宿泊証明が貰えないのであれば泊まる必要が無いので速やかに出て行く。まあ、とりあえず招待所や旅社は駄目なので賓館を数軒聞いてみるがいずれも「今日公安局に行くから臨時宿泊証明発行して!」と言ったら初めは宿泊可だった賓館ですら「うちは外国人駄目なんだよ」と急に外国人お断りの宿へと変貌する。その中でバスターミナルの凱裏客車站の近くにあった物貿賓館では「うちは大丈夫だよ」というので1泊50元の部屋に宿泊することにする。すぐに公安局へ行くために服務台で宿泊証明書を頼んだら「うちは無いんだよ」とか言い始める。とりあえず、ここの住所と電話番号を聞いたら名刺をくれたのでそのまま公安局へ乗り込む。凱裏市公安局へ行くが・・・![]() 1000頃、凱裏市公安局出入境弁証中心に到着するが閉まっていて誰もいない。隣の地元民の戸籍や身分証を発行する建物があったのでそこで聞いてみると、「公安局の1階だよ」と教えてくれる。そして、公安局の入口で聞いてみると「そこだよ」と出国出境接待庁を案内される。そこにはおばちゃん係官1名で地元民パスポートとかの手続きをしている部署であった。で、早速係官にビザ申請したい事を伝えパスポートを提示すると「境外人員登記卡は貰っていないの?」と聞くので「賓館では発行してくれなくて名刺を貰ってきました」と言いながら名刺を差し出すと係官の表情が変わり、係官が「物貿賓館?ここは外国人は泊まれないよ。」と言うので、こちらは「登記する時に今日公安局でビザ申請するから宿泊証明発行してと言ったんですよ」と返答すると、「ここは駄目だから他の賓館にしなさい」と言ってくるが、こちらも「他の賓館は200元とか300元で高いので泊まれないんですよ」と応戦!すると、係官が「石油賓館に行きなさい。外国人宿泊可でここが一番安いから。」と言いながら、石油賓館に電話を掛け始める。そして、一番安いのがドミトリーで36元という所まで確認してくれて、電話番号とか書いた紙を渡される。石油賓館は昨日調べた賓館のひとつだったので場所は分かっていたので「場所は知っています。あとひとつ問題があって、物貿賓館には既に登記してしまって・・・。」と言いかけると「返金の事ね。ちょっと待って!」と言って、今度は物貿賓館に電話を掛けて、老板に対して色々と文句というか注意をしているのだが方言で何を言っているのかほとんど分からない。でも、話をつけてくれて「石油賓館に移って境外人員登記卡を貰ったらもう一度来なさい」みたいなことを言ってくる。これで問題解決だがついでにビザ申請についても「ノービザからの申請は可能か?」「資金証明はキャッシュカードでも大丈夫か?」「ビザは即日発行か?」と聞いてみると、どれも問題ないとの事だった。こうして、一旦宿の移動のために凱裏市公安局を出る。 ビザ申請するなら凱裏は石油賓館へ行くべし![]() 凱裏市公安局から物貿賓館に戻ってきたら早速、服務台で呼び止められて「さっき公安局から電話があってうちは外国人駄目なんだよ」とか言ってくる。こちらも「すぐ出て行きますから」と返答して部屋へ戻り荷物をまとめて物貿賓館を後にする。係官が電話で話をつけてくれたので宿泊費と保証金はそのまま無事に返却された。そして、凱裏客車站の前を通る文化北路の坂を上りきりT字路を右に曲がった所に石油賓館はあった。で、早速登記して境外人員登記卡を発行してもらうが既に昼を回っていたので2時過ぎに再び凱裏市公安局へ行く事にする。 今度は黔東苗族侗族自治州公安局へ![]() 1400過ぎに再び凱裏市公安局を訪れる。おばちゃん係官に境外人員登記卡を貰ってきた事を言うと「ちゃんと石油賓館へ移ったね。じゃあ、今度は州公安局で手続きをして!」みたいな事を言うので「州公安局って、北京東路の公安局ですか?」と聞くと「そうそう、知っているね」と一言。お礼を言って州公安局へと向かう。凱裏市公安局では建物があってもビザ手続きはしていなかった。1500頃、黔東苗族侗族自治州公安局に到着。ここでビザ手続きをしているのは黔東苗族侗族自治州人民政府HPをみて知っており、そのまま堂々と中へ入ろうとしたら入口で呼び止められてしまった。ビザ申請に来た事を伝えると「そこだよ」と教えてくれて窓口へ。窓口の係官にビザ申請に来た事を伝えてパスポートと境外人員登記卡を渡すと「まだ5日残っているよ!今日申請すると今日から30日の延長になるよ。」との事。どうやら、凱裏では最終日から30日延長でなく申請日から30日のようだ。ここで「南京で延長した時は香港で取得したビザの最終日から延長になっていますよ。」と明らかに文法が滅茶苦茶な怪しげな中国語で粘るが、「ここでは申請日からなんだよ。30日は越えられないんだよ。」とあえなく玉砕。でも係官が「じゃあ、今日は月曜だから木曜にもう一度来て申請すれば?」と提案してきた。どうせ凱裏にはまだいるのだし木曜に申請するのは問題ないので、「じゃあ、木曜にもう一度来ます。」と返答してついでに足りない書類が無いか確認したら、境外人員登記卡の他にパスポートと最終入国日のスタンプのコピー、顔写真が必要との事だった。そして、瀋陽での過ちを繰り返さないように南京市公安局で貰ったパンフレットを見せて「資金証明に国際キャッシュカードは大丈夫ですか?」と聞くと、「キャッシュカードにはいくら預金があるの?」を質問するので「40万円ぐらいあります」と答える。しかし、「でも、残高はどうやって証明するの?」と雲行きの怪しい質問が・・・。ここで、再度「キャッシュカードじゃ駄目なんですか?」と聞くと「いいよ!いいよ!」と資金証明に関しては不問になった。そして、係官がパンフレットを見て「それどこで貰ったの?」と聞くので「南京市公安局で貰いました」と返答すると「ちょっとコピーさせてね」とコピーをする。どうやら参考資料にするつもりか?条件確認が済み係官にお礼を言って木曜に再度訪れる事にする。 ビザ申請で一日使い石油賓館へ戻るとりあえずビザ申請は大丈夫そうなので明日、明後日は凱裏周辺の少数民族の村を見物する事を計画しながら石油賓館へ戻る。石油賓館の5人ドミには先客がいるのだがロンリープラネットが転がっており、どうやら欧米人が宿泊しているようだ。でも、表紙には「China」でなく「Cina」と表記されている。一体どこの国の人だろう?そして、1800過ぎに白人の姉ちゃん2人組が帰ってきた。2008/6/24予算使用状況出金 食費 14.1元 宿泊費 72元(36元×2) バス代(凱裏⇔掛丁) 6元 バス代(凱裏⇔麻塘) 10元 バス代(凱裏⇔舟渓) 11元 合計 113.1元 凱裏郊外の掛丁へ![]() ![]() ![]() 0700過ぎに起床していよいよ凱裏郊外の少数民族の村を見物しようと出かける。まずはバスターミナルの凱裏客車站で麻塘行きのバスが無いか窓口で聞いてみると麻塘行きは無いとの事。どうやら、麻塘行きは別の場所から出ているようだ。そこで予定を変更して、凱裏客車站から坂を下った所にある凱運大道(凯云大道)にバスが集結している場所があるのでそこから三棵樹、掛丁へ行ってみることにする。まだ、0800前なのでバスは少なかったが脚高まで行くバスが停車していたので、これに乗車する。0800に発車してまずは三棵樹を通過する。三棵樹は三棵樹鎮の中心地で観光開発が進んでおり立派な侗族だか苗族の建物がある。どうやら三棵樹は特に見物する価値は無さそうだ。 ![]() ![]() ![]() 0830頃、掛丁に到着するがただの田舎で民族衣装を着た地元民はいなかった。まずは歩いてみるが川の向こうに集落が見えてきた。ようやく少数民族の集落が見られたがここは凱裏から近いので本当の民族風情とは程遠いのであろう。 麻塘革家寨![]() ![]() ![]() 1030頃、営盤西路(营盘东路)と金橋路(金桥路)のT字路の北側付近に凱裏西郊客車站(実際はただの停車場)を発見して龍場(龙场)、魚洞(鱼洞)へのバスに乗車する。これから麻塘へ行き麻塘革家寨を見物するのだ。凱裏の西北にある龍場、魚洞、麻塘周辺には革家と呼ばれる人口1万人ほどの少数民族が住んでいるのだが革家は中国の55の少数民族に入っていない民族なのだ。で、麻塘革家寨が一番観光地として有名らしい。因みに、革家は本当は(亻革)家と書くらしいが(亻革)の字がPCでは表示できないのだ。というか、漢字として認められているのかも?なので看板とかは「革家」だったり「(亻革)家」だったりするのだ。1120頃、麻塘の入口に到着する。ここからは徒歩で麻塘革家寨へ向かう。砂利道を歩いていくと向かいから白人2人、中国人1人がやってくる。どうやら、観光客とガイドのようだ。やはり、麻塘革家寨は有名らしい。 ![]() ![]() ![]() 1140頃、麻塘革家寨が見えてきた。集落へ入ると民族衣装を着た婆ちゃんがいたが民芸品を売っていた。自分は民芸品は要らないので集落を散歩する。 ![]() ![]() ![]() バスを降りて麻塘革家寨までの道は砂利道だったのだが集落内部の道路は舗装されていた。徐々に観光開発が進んでおりこの田舎の光景が何時まで保存されるのだろうか?土産物屋とかができたら、ある意味で既に魅力の無くなった観光地になるのかもしれないだろう。少数民族の村の魅力は観光開発されていないのが条件だろうな。 舟渓![]() 凱裏西郊客車站に戻り、1300過ぎに舟渓行きのバスに乗車する。舟渓は凱裏の西南にあるのだが行ってみたら特にこれといった物は無かった。舟渓から更に奥に行くと青曼苗寨という苗族の集落があるのだが・・・。1630頃、石油賓館へ戻ると白人の姉ちゃん2人組が出発の準備をしていた。どうやら移動のようだ。 2008/6/25予算使用状況出金 食費 18.9元 バス代(凱裏→排楽) 5元 バス代(排楽→南花) 2元 バス代(南花→凱裏) 4元 コピー代 0.2元 合計 30.1元 排楽![]() ![]() ![]() 0910頃、石油賓館を出発して凱裏客車站の近くにある凱運大道のバス終結場所から排楽行きのバスに乗車する。0950頃、バスが出発して昨日通った三棵樹から南へ進んでいく。三棵樹を過ぎると巴拉河に沿って山間部を走り続ける。まだ、凱裏からそれほど離れていないのだが景色はかなり良い。所々に苗族の集落もある。1030頃、排楽に到着する。排楽自体は民族風情などは全く無いのだが少し歩くと巴拉河と棚田が見えてきた。風景はなかなか良い。恐らく更に奥へ行く雷山や榕江へのバスに乗れば苗族の集落や巴拉河の風景が楽しめるのだろう。 ![]() ![]() ![]() 1110頃、排楽から凱裏へ戻るバスへ乗車して途中の南花を目指す。巴拉河と途中に見える苗族の集落を見ながら過ごす。 南花![]() ![]() ![]() 1130頃、南花に到着する。ここは南花苗寨があり700-800人の苗族が住んでいる。観光客もそこそこ見受けられるのである程度知られた観光地のようだ。 2008/6/26予算使用状況出金 食費 8.4元 宿泊費 100元(50元×2) 切符(凱裏→貴陽) 14元 切符(貴陽→成都) 68元 バス代 2元 生活用品 1.5元 ビザ代 160元 合計 353.9元 黔東苗族侗族自治州公安局で即日ビザ取得![]() ![]() ![]() 0820頃、石油賓館を出て黔東苗族侗族自治州公安局へ向かう。今日はいよいよビザ申請をするのだ。0835頃、黔東苗族侗族自治州公安局に到着する。入口から堂々と入るが今日は呼び止められずそのまま中へ入れた。恐らく入口の警備は「この前の外人がまた来たよ」と思っているのだろう。で、窓口へ行ってみると何と0800から受付をしていた。もう少し早く来ても良かったようだ。早速手続きの為に申請書を記入して、パスポート、境外人員登記卡などを提出する。係官もすぐに作業に入り暫く待っていると「他に用事があれば2時間後に来て」みたいな事を言うので石油賓館へ戻る。因みにパスポートの預り証といった類の物は発行されていない。凱裏はビザ申請者がほとんどいないのと平和なのでそういう事をする必要が無いようだ。1100頃、再び黔東苗族侗族自治州公安局を訪れるとまだ手続きの途中であったが印刷が終わりパスポートにビザを貼るだけになっていた。必要な書類の確認作業などが終わりビザ代160元を支払い1130頃、ビザ申請が完了する。凱裏では約3時間でノービザからのビザ申請ができた。 1835次 無座で凱裏→貴陽![]() ![]() ![]() 石油賓館へ戻り荷物をまとめて1路のバスで凱裏駅へと向かう。今日は貴陽まで移動して明後日の成都への移動に備えるのだ。1210頃、凱裏駅に到着し貴陽行きの切符を購入する。1236発の1835次に乗車するのだが列車が到着してホームへ出ると乗客の人民たちがほとんどの窓から顔を出している。どうやら、人民には窓から顔を出すという習性があるようだ。今回の切符は無座なので乗車してまずは荷物置き場の確保が最優先事項となる。幸い荷物棚が空いておりまずは一安心だ。 ![]() ![]() ![]() でも、席は無いというか寝ていたり脚を放り出している人民がいるので、こいつらをどかせば座れるのだが無理すると返り討ちになるので大人しくする。凱裏を発車して30分ほどすると何故か席が空いて座れてしまった。そして、車内では人民が乗務員の目を盗んでおばちゃんたちが豆腐料理や鶏肉料理、ミネラルウォーターを売っている。おまけに子供までミネラルウォーターを売り歩いているではないか!今日は木曜で平日だ。学校は?学校には行っていないのだろうか?さすが中国だ。社会主義と言いながら立派な資本主義になっている。ところかまわず金儲けのようだ。そして、人民どもはペットボトルやゴミを窓からポイ捨てするといういつもの行動をしていた。更にこの列車では窓から足を出すというのも当たり前のようだ。これがオリンピックを開催する国の実態とは・・・。民度低すぎる。 ![]() ![]() ![]() 1555頃、貴陽に到着する。出口を出て切符売場で明後日の成都行きの切符を購入して24路のバスに乗車して貴州逸都青年旅舎を目指す。 貴州逸都青年旅舎![]() ![]() 1700頃、貴州逸都青年旅舎に到着する。ここは逸都酒店の中に併設されたユースホステルだ。10人ドミを狙っていたが満室で6人ドミとなってしまった。とりあえず、明日は貴陽市内を観光してみよう。 2008/6/27予算使用状況出金 食費 13.9元 バス代 4元 バス代(貴陽→恵水) 13元 バス代(恵水→青岩) 6.5元 乗合タクシー 3元 合計 40.4元 惠水![]() ![]() 0900頃にYHAを出て貴陽客車站へ向かう。今日は貴陽の郊外にある青岩古鎮にでも行こうと思ったのだが情報不足で行き方が良く分からない。貴陽客車站でバスを調べても青岩行きは見当たらない。そこで、代わりに青岩方向の惠水へ行ってみることにする。と言っても、今日の天気は雨であまり遠出できるような状況ではない。1000過ぎに惠水行きのバスが発車するが渋滞でなかなか貴陽市内から出る事ができない。貴陽市内を出ると青岩古鎮のすぐ近くを通るのだがこのまま惠水まで行ってみる事にする。昼頃になってようやく惠水に到着する。 ![]() ![]() 惠水まで来てみたものの惠水には何も無かった。代わりにバスターミナルにあった持込禁止品のリストを見て笑ってしまった。持込禁止品に手榴弾と爆薬があるのだ。どうやら人民は手榴弾と爆薬を持ってバスに乗ろうとするようだ。このご時世でそんな危険な物を持っていたらテロリスト扱いだろっ!それに危険物に手榴弾があるという事は中国では普通に入手できる物という事か?さすが何でもありの中国だ。手榴弾も市場に流通しているのか? 青岩古鎮![]() ![]() ![]() 1300頃、青岩古鎮に到着する。青岩古鎮は明の洪武11年(1378)に造られた古鎮だ。現在でも古い建物が比較的良い状態で保存されつつ観光開発が進んでいる。湖南省の鳳凰古城に近い古鎮といった感じだ。 ![]() ![]() ![]() 青岩古鎮からは花渓車站へバスと乗合タクシーが出ていた。帰りは乗合タクシーで花渓車站へ移動して203路のバスで貴陽駅へ戻った。 新疆ウイグル自治区旅行記~準備編へ続く |