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湖南省旅行記~鳳凰編

概要
雲南省昆明を離れて湖南省で最も有名な古鎮である鳳凰古城を訪れてみる。


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雲南省

湖南省

2008/3/13

予算使用状況
出金

食費 0元
バス代 1元
合計 1元

入金
保証金戻る 100元

K472次 硬座で昆明→懐化

昆明→懐化の切符今回の車輌はは25Gなので結構綺麗です今回は電化区間を通るようです
0800頃、ユースを出て64路のバスで昆明駅へと向かうが酷い渋滞で時間がかかる。昆明駅に到着した時には既に改札が始まっており急いでホームへ降りて乗車して荷物の置き場所を確保する。荷物の置き場所を確保できれば一安心で次は撮り鉄だ。先頭車両へ向かうとちょうど機関車の連結作業をしている所でどうやら今回は電化区間を通るようだ。
昆明駅乗警が注意を呼びかけています貴陽駅
再び列車に乗車して定刻どおり0926に発車する。今回乗車したK472次は北京西行きで目的地の湖南省懐化には明日の0540到着予定だ。車内を探検してやることが無くなり外を眺めていると乗警が乗客たちに貴重品の管理などについて注意を促しに来た。今まで列車に乗車しても乗警は見回りには来るのだがこのようにちゃんと注意を促すのは少なかったのでこの列車の乗警はやる気があるようだ。

そして、いつもの事だが途中の停車駅で民工たちが次々と乗車して時間が経つに連れて車内の様子が変わってくる。どう様子が変わってくるかというと民工が床で寝ているのは当たり前だが、何故か座席の下で寝ている民工がいたりと文章で表現するのが難しい状況に変化しているのだ。因みに自分が座っている座席の下にも荷物が置かれているのでなく民工が潜り込んで寝ている。自分は席に座って買い込んだ饅頭を食べながら外の景色を眺めるが夜になり外の景色が見えなくなるとやることは無く正直暇である。2110頃、貴州省の省都である貴陽に到着する。これでようやく道程の半分に差し掛かった所だ。そして、乗警による身分証確認の時間がやって来た。乗客が次々と身分証を提示していく中で自分ひとりだけが乗警がどういう反応をするか楽しみにしながらパスポートを提示する。しかし、期待していた展開にならずに乗警はパスポートのビザを確認すると何も言わずに返却・・・。終了である。明らかに構う気無しというか厄介事には関らないという感じだ。周りの乗客は「こいつ何者だ」というような感じで見ている。

2008/3/14

予算使用状況
出金

食費 15元
宿泊費 45元(15元×3)
保証金 5元
バス代(懐化→鳳凰) 30元
合計 95元

隣のおっちゃんたちと民工が・・・

0030頃、寝ようと思っていると隣のおっちゃん(人民A)がトイレに行ったようで席が空いている。そして、通路側の席には人民Aの連れの人民Bが座っている。自分は窓際の席に座っているのだが人民Aの席が空いている隙を突いて座席下で寝ていた民工の人民Cが占領してしまう。人民Aが戻ってきても席をどかずに人民AとBが「警察呼ぼうか?」「身分証確認の時に座席下に隠れていただろ」とか文句を言って険悪な雰囲気が流れ始める。自分としてはこのまま喧嘩を始めて乗警が駆けつける事態になって欲しいのだが人民AとBは実力行使までする気は無い様で何故か座席は3つなのに4人が座って事態は収束してしまう。しかし、自分の隣にどうして座席下で寝ていた(隠れていた)民工の人民Cが座っているんだ!どうも、納得がいかない。そこで、ある計略を思いつきトイレへ行く。用足しを済ませ戻ると予想通り自分の席に人民Cが座っているので「自分の席だ。どいて下さい。」と言うとちょっとつめて完全にどこうとしない。人民Cは完全に計略に引っ掛かってくれた。更に「ここは彼(人民A)の席だ。あなたの席ではない。」と言うが人民Cは何を言っているかは分からないがどこうとしないが、ここで人民AとBが予想通り参戦してきた。後は人民AとBに任せて見守るとようやく席をどいた。うまく人民Cを追い出して座ることが出来た。せっかく座席指定なんだからわざわざ他人の為につめようなんて性格のひねくれた自分にはありえないことだ。

懐化に到着

懐化に到着です懐化駅
何故か懐化に0540着の筈が0530頃に到着して乗客たちが慌てて列車を降りる。自分も列車を降りて出口へと向かう。懐化から鳳凰行きのバスに乗車しなければならないのだが、まだ夜明け前で周囲の状況が良く分からない。事前の調査では路線バスでバスターミナルへ行けて駅からもあまり離れてないようなのだが・・・。バス停でバスターミナルまでどれくらい離れているか確認してみると懐化には複数のバスターミナルがあるようだ。とりあえず懐化汽車中心站へ行ってみる事にして徒歩で向かう。途中のバス停を確認しながら進む方向が正しいかを判断していくが懐化汽車中心站に到着してみると鳳凰行きのバスは無かった。どうやら別のバスターミナルから出ているようだ。0700頃、一旦懐化駅へ戻り次は汽車南站へ行こうと思いバスに乗車しようとすると運ちゃんが「鳳凰古城行きは汽車西站からだよ」と教えてくれる。汽車西站行きのバスを確認すると17路のバスで行ける様だがいくら待ってもバスは来ない。待っている間にボリタクの運ちゃんたちが「汽車西站まで10元だよ」とか声をかけてくるが無視する。

懐化→鳳凰

汽車西站懐化→鳳凰のバスの切符今回のバスはそこそこ良さそうだ
バスがいくら待っても来ないので運行されていない可能性が高そうと判断して徒歩で汽車西站へ向かうが0805頃、駅から10分ほど歩いた所に汽車西站があり到着する。鳳凰行きの切符を購入してバスに乗車する。バスは乗客が集まり次第発車なので気長に待つことにする。0900頃、客が集まり発車するが定員超過で懐化を出ると公安の検問の手前で客を降ろして検問を通過する。検問を通過すると先ほど降ろした客が来るのを待ち再び乗車したら発車する。鳳凰までは約3時間の道程で1200頃、鳳凰に到着して古城の近くで旅行客は降りるが自分はバスターミナルまで行ってみることにする鳳凰汽車客運総站に到着してみるとバスターミナルというよりもほとんど駐車場だった。

鳳凰国際青年旅舎

鳳凰国際青年旅舎6人ドミに宿泊
鳳凰汽車客運総站から鳳凰古城までは臨時の路線バスが運行されていたが徒歩で向かう。まずは市街地へ入り古城へ辿り着く。1240頃、虹橋を渡り鳳凰国際青年旅舎に到着する。部屋は6人ドミで先客が1人おりノートPCで株取引をしていた。旅行をするような中国人は誰でも株取引をしているのだろうか?金持ちの中国人は凄い!

鳳凰古城

これが鳳凰古城の象徴とも言うべき虹橋鳳凰古城鳳凰古城
さて鳳凰古城を散歩してみるが、「何でこんな有名な所に行くんだ?」と不満な人もいるかと思うが3年ぐらい前にNHKの「世界ふれあい街歩き」という番組で知って以来一度は行ってみようと思っていたからだ。鳳凰古城について簡単に紹介するが鳳凰古城は湖南省南西部に位置しており苗族、土家族など少数民族が住む場所である。最初に鳳凰古城が造られたのは宋の嘉泰3年(1203)で土司の統治時期は土城であった。明の嘉靖35年(1556)に煉瓦の城に改築され、清の康熙54年(1715)に石城に改築される。城の周囲は2㎞、高さ5.7m、幅3.7mになる。現在は古城の1.8k㎡が保護範囲になっており300以上の古民居が保存され、明清の歴史景観が残されている。
鳳凰古城鳳凰古城鳳凰古城にも乞食がいました
明清の古い街並みが保存されているのだが観光地化されているので宿、飲食店、土産物屋が乱立しており観光客で賑わっている。静かな古鎮を楽しみたい人にはがっかりする可能性が高い。自分は「世界ふれあい街歩き」を鵜呑みにして来たのだが見事に騙されたというか「虹橋から10分歩けば市街地じゃねえかよ!」と思いつつテレビと現実の鳳凰古城の差に落胆する。まあ、中国は1年もあれば大きく変わるから仕方が無いかな?がっかりしながらユースホステルへ戻る途中に鳳凰古城にもいました。乞食が・・・。こんな田舎にも乞食がいるとは・・・。和諧社会の実現は何時なのだろうか?

2008/3/15

予算使用状況
出金

食費 5元
合計 5元

雨漏りで目が覚める

まだ夜が明けていないが外では雨が降っている。そして、部屋では雨漏りが発生していた。今まで雨漏りの宿には1件遭遇したことがあるが、まさかユースホステルで遭遇するとは思ってもいなかった。

食べ放題の快餐

今日は天気が雨だったので外に出ずに籠っていたが夕方になり夕飯を食べに出かけるが昨日は相場の高い古城内で食べたので、今日は市街地へ行き地元民の安食堂を探す。といっても鳳凰は田舎なので市街地はそれほど食堂の数は多くないというか市街地でも観光客用の夜市とかの準備が行われていた。あまり期待できないと思っていたが1件の快餐を見つけておばちゃんに値段を聞くと5元で食べ放題ということなのでご飯をしっかり食べるがここは今までの快餐とは違いご飯だけでなくおかずまで食べ放題だった。でも、肉類はほとんど無い。インフレが酷いから当たり前か!今回初めて完全な食べ放題の快餐を見つけることが出来た。

2008/3/16

予算使用状況
出金

食費 5元
合計 5元

今日も雨漏りだ

夜更かししてまだ寝ていないのだが外は雷雨で景気よく雷が鳴っている。そして、このドミは景気よく雨漏りをしている。雨の多い地域なんだから早めに修理しないと柱とかが傷んで修理費用が余計にかかってしまうと思うのだが、中国人の行動を観察していると車は整備不良のまま走って動かなくなったりしてどうしようもなくなると修理するようなので、建物とかも完全に壊れないと修理しないのだろうか?早めに修理した方が最終的にはお金を節約できてよいのだが・・・。

欧米人バックパッカー登場

午前中に欧米人バックパッカーMr.Xがやって来た。自分は英語が話せないので挨拶しかしていない。どこの国の人かは知らないが昨日、南寧から列車に乗って来たようだ。切符を見ると「2012次 硬座普快」の文字が見えた。欧米人なのに軟臥や硬臥でなく硬座で来るとは・・・。今まで遭遇した欧米人バックパッカーの中ではかなりの猛者のようだ。

2008/3/17

予算使用状況
出金

食費 10元
宿泊費 60元(15元×4)
合計 70元

今日も雨

今日も朝から雨が降ったりやんだりして天気が悪い。今日も昨日に続いて新たに欧米人バックパッカーがやって来た。果たして雨漏りするドミに耐えられるだろうか?

2008/3/18

予算使用状況
出金

食費 5元
バス代(鳳凰→南方長城) 5元
バス代(南方長城→阿拉) 2元
バス代(阿拉→鳳凰) 6元
合計 18元

南方長城

阿拉行きのバスが南方長城の前を通ります虹橋周辺には烏龍山景区へのバスとかも停車しているここでバスを乗換えた
今日は久しぶりに晴れているので南方長城へ行ってみることにする。事前調査でおおよその情報は掴めている。0815頃に宿を出てバスを探すことにするが虹橋の近くに周辺の観光地へ行くバスが停車しているので南方長城へ行くバスを探すと、バスがやはり停車していた。運ちゃんに運賃を聞くと5元との事でそのまま乗車する。客が集まり次第発車だと思って長期戦を覚悟していたら乗客は自分ひとりだけなのにバスはすぐに発車する。どうやらバスターミナルへ寄ってから南方長城へ行くのだろう。そして、予想通りバスターミナルというか駐車場の土橋壠客運臨時発車点に到着して運ちゃんが「阿拉行きのあのバスに乗換えて」というのでバスを乗換える。バスには地元民だけが乗車しておりよそ者は自分だけ。
南方長城南方長城南方長城
バスが発車して銅仁方面への道を走り0910頃、南方長城に到着する。南方長城は明の嘉靖33年(1554)に建設が始まり天啓3年(1622)に完成する。長城の南は貴州省銅仁との境界にある亭子関、北は湘西州府吉首の喜鵲営になり全長は382里(1里=約300m)になり、「苗疆万里墻」と称された。南方長城には3-5里ごとに関や軍営が置かれ苗族の反乱を防いでいた。例えば亭子関、鳥巣関、阿拉関、拉毫関、靖邊関などといった関。南方長城は苗族と漢族の世界を分離するためであり苗族は長城の北へ行くことは許されず、漢族は長城の南へ行くことが許されず苗族と漢族の貿易、文化交流は禁止された。明王朝は万里の長城を修復して北方の脅威に備えていたのは有名だが実は南方の湖南省にも長城を建設していたのだ。で、肝心の入場料なのだが45元で高い!当然外から見るだけ・・・。ではなく、抜け道が無いかを探すと出口から地元のおばちゃんが入っていくので様子を見に行くと係員がいないのでそのまま中へ入って見物。しかし、長城はやたらと新しい感じがして400年近く前の建造物の雰囲気が無い。内部をちょっと見物して外へ出て長城沿いに歩くが、やはり古さが全く感じられない。どうも、復元した長城のようだ。これじゃあ、見物する価値は・・・。

黄絲橋古城

黄絲橋古城黄絲橋古城
1000頃、南方長城を見物して次は黄絲橋古城へ行くことにする。阿拉行きのバスに乗車して1015頃、終点の阿拉営鎮で下車してそのまま道沿いに街を歩くと街外れで道路標識を発見する。あと300mのようだ。 遠くに城楼と城壁が見えてきた。ついでに客引きのおばちゃんたちも出現!勿論無視する。黄絲橋古城も有料で40元もぼったくられるらしいので脇道に逸れ抜け道を探すと地元民が行き交う道があるので進んでいくと裏門の前に抜けた。門には誰もいないので、そのまま中へ入り見物なのだが黄絲橋古城は見物する価値が無かった。城壁は保存されているが内部は古鎮というよりスラム街の雰囲気が漂っているような・・・。これで観光地として入場料を取ろうとしているとは・・・。黄絲橋古城の近くには岩旯窠苗寨という苗族の村もあるのだが入口へ行って見ると苗族の姉ちゃんが何か言っている。よく聞き取れなかったが恐らく次のような事だと思う。「普段は88元だけど今日は優待価格の30元でいいよ」と解釈したのだが、まあ見る気は全く無いので無視して帰る。鳳凰の周辺にはいくつもの苗寨(苗族の村)があるのだがお金を払ってまで見物する価値があるかは疑問だ。どうも、鳳凰周辺の観光地は自分にあった場所は無いようだ。

火災跡

火災跡ペンキ屋が火事になったようです後片付けが大変だな
1230頃、鳳凰に戻り街中を歩いていると火災現場に遭遇する。といっても消火されて後片付けをしている所だった。

2008/3/19

予算使用状況
出金

食費 5元
合計 5元

交通事故

中国は交通事故が多いなこれが近くに倒れていたバイク
夕飯を食べに食べ放題の快餐に行く途中にバイクと歩行者の事故現場に遭遇する。事故原因は分からないが道路に姉ちゃんが倒れている。いや、後の補償交渉のために倒れている振りをしているのかもしれない。

少しすると公安と救急車がやって来て姉ちゃんは病院へと搬送されていった。

2008/3/20

予算使用状況
出金

食費 5元
合計 5元

天気が悪い

朝から雨が降っている。昨日、一昨日は天気が良かったのだが今日は雨だ。今日は夕方に5元の食べ放題の快餐へ行くのに外へ出ただけだった。

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2012年02月05日 11:05:54