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湖南省旅行記~長沙・韶山・岳陽編

概要
長沙にやって来たが長沙自体はあまり観光するようなところが無いので鉄道で毛沢東の故郷である韶山へ行ってみる。



Google Earth
湖南省旅行記.kmz

2008/3/24

予算使用状況
出金

食費 9元
宿泊費 20元
保証金 30元
切符代(衡陽→長沙) 14元
バス代 7元
Tシャツ代 19.8元
合計 99.8元

5376次 硬座 衡陽→長沙

衡陽駅5376次 衡陽→長沙の切符衡陽駅
0548頃、衡陽に到着する。出口を出てそのまま切符売場で長沙行きの切符を購入する。長沙行きの5376次は0915発なので待合室で約3時間過ごすことになる。0845頃、改札無しでそのままホームに降りて乗車する。列車は約10分遅れで発車して長沙へ向かう。途中で衡山駅に停車した時に途中下車するか迷ったがそのまま長沙へ向かう。どうして、途中下車するか迷ったかって?それは衡山といえば五岳のひとつとして華山、泰山、嵩山、恒山と共に数えられる名山だからだ。でも、山登りは疲れるので・・・。
長沙到着です
1220頃、長沙駅に到着する。出口を出てまずは宿を決めることになる。

長沙駅前は安宿少ない?

長鉄迎賓招待所部屋はボロイ
安宿を求めて長沙駅周辺を彷徨うが駅前はビルが立ち並び都会の雰囲気が・・・。しかし、足が無かったり、顔面火傷でのっぺら坊になってしまっている乞食がいたりする。宿も自分にとっては高そうな宿はたくさんあるのだが安宿は数が少ない感じで40~60元ぐらいはそこそこあった。こうして調べているうちに長鉄迎賓招待所で一番安い部屋を聞くと20元だったので宿泊することにする。部屋はボロイが寝るには問題無い。

湖南省博物館に行ってみるが

3/20から無料開放になった湖南省博物館へ行ってみるが月曜休館であった。以前は入場料が50元だったのだが共産党大会で博物館、紀念館を無料にしようという動きがあり湖南省博物館が無料になったという訳だ。でも、故宮博物院のように歴史建築とか遺跡の博物館は無料化しないようだ。

カルフール

1900頃、カルフールでTシャツ2枚を購入する。これで1年3ヶ月の間ほぼ毎日着ていたTシャツを交換することになる。ボロボロのTシャツで人民に同化していたのだが新しいTシャツに変えても同化したままでいられるだろうか?

2008/3/25

予算使用状況
出金

食費 13.1元
宿泊費 20元
バス代 3元
合計 36.1元

湖南省博物館

1時間並んで入場券を入手です並ばないで見物しようとする欧米人とその仲間たち並ばず入ってきた欧米人とその仲間たち
0815頃、宿を出て113路のバスで湖南省博物館へ向かう。0850頃、湖南省博物館に到着するが既に人民たちが数百人の入場券待ちの列を作っていた。無料になったからってこれほど人民が押寄せているとは・・・。入場料50元だった頃はほとんど客はいなかった筈・・・。人民は「免费」(無料)という言葉にかなり弱いらしい。そういう自分も無料になるのを知ってこの時期にやってきたのだが、この人民の列に並ぶことになるとは思わなかった。
入場券入場券(裏)
1時間ほど並びようやく入口まで来たのだが、ここで欧米人たちの団体客が入ろうとして警備員に止められていた。ガイドが博物館の職員と交渉し始めるが、どうやら無料化されて並ばなければならない事を知らなかったようだ。ガイドが交渉する間に自分は入場券を受取り入場する。館内には1100-1130に入場となっていたので待合室で待つことになる。そして、欧米人たちの団体客は結局並んでいる人民とは違い特別扱いで並ばずにそのまま館内へ入っていった。
湖南省博物館湖南省博物館湖南省博物館
1100になりようやく館内に入り見学となるが客が多すぎる。人を掻き分けて見学となるがゆっくり見学する気にはならず足早に見学をしていく。
前漢の女性のミイラ前漢の女性のミイラ
湖南省博物館で一番の展示物といえば前漢の長沙国宰相 軑侯の夫人 辛追のミイラだ。約2000年前のミイラであるが発掘当初は皮膚には弾力があり四肢が動くほどの状態であったという。

杜甫江閣

杜甫江閣劇が上演されていた
1400頃、長沙を南北に流れる湘江に沿って歩いていると杜甫江閣という建物を見つける。杜甫江閣の周辺は公園となっているようで地元の人民たちがトランプ、象棋、カラオケ、二胡などを楽しんでいる。そして、演劇も上演されており人民が集まり見物している。

2008/3/26

予算使用状況
出金

食費 19.5元
宿泊費 20元
切符代(長沙⇔韶山) 20元
切符代(長沙→岳陽) 19元
バス代 2.5元
合計 81元

5365次 硬座で長沙→韶山

5365次 長沙→韶山の切符長沙駅韶山駅に到着
0540頃に起床して急いで準備を整え宿を出る。今日は毛沢東の故郷を見物しに行くのだ。事前調査で大体の事は分かっている。参考1 2 切符売場で韶山行きと明日の岳陽行きの切符を購入して待合室へ向かう。既に改札が始まっておりそのままホームへ向かい乗車する。発車時間を待っていると乗務員が切符の提示を求めてきたので見せる。乗務員が「どこから来たの?」とか聞くので「日本から来たよ」と答えるがうまく通じなかったのでパスポート見せたら凄く驚いていた。確かに日本人が韶山へ行くなんて中国人は考えないだろうな。この後、乗務員が列車長まで連れてきて紹介したりと何やら大事に・・・。周囲の人民の視線も・・・。0630に定刻どおり発車して韶山へ向かうが途中で車内放送で韶山ツアーの案内が始まる。毛沢東故居、紀念館への往復バス代10元で毛氏宗祠の無料見学、無料ガイド付きとなっていた。「10元は安いな」と思ったがここは中国だ。路線バスがあればもっと安く行けそうな気もする。でも、毛氏宗祠が入場料10元だからツアーの参加も悪くは無い。色々考えていると、乗務員が旅行会社の姉ちゃんを連れてきた。やはり、日本人はカモに見えたのか?旅行会社の姉ちゃんの説明を聞くと毛沢東故居や紀念館のバス代などは10元で他に韶峰景区の入場券が優待料金で60元と説明を受けるが生憎自分は貧乏旅行者なのでお断りする。0900頃、韶山に到着する。駅前は予想通りタクシーやツアーの客引きで賑わっていた。

毛沢東紀念館

韶山汽車站毛沢東像毛氏宗祠
まずは帰りの切符を購入して韶山汽車站へ向かう。韶山汽車站には予想通り毛沢東故居へのバスがあった。ツアーのバスもここから出発しており毛沢東故居、紀念館への往復バス代10元で毛氏宗祠の無料見学、無料ガイド付きとなっていた。ツアーのバスは利用しないので地元民が利用するバスで0945頃、毛沢東故居へ向かう。運賃2.5元。1000頃、毛沢東紀念館(正式名:韶山毛沢東同志紀念館)に到着する。紀念館の目の前には毛沢東像、隣には毛氏宗祠がある。徒歩10分ほどの所には毛沢東故居がある。
韶山毛沢東同志紀念館韶山毛沢東同志紀念館の入場券韶山毛沢東同志紀念館
まずは毛沢東紀念館から見物するが観光客が多すぎる。自発的に来たのか動員されたのかは知らないが凄い混雑だ。館内は毛沢東を大絶賛する内容のようだがじっくり見る気は起きずほとんどの展示物を素通りして1040頃、毛沢東故居へ向かう。

毛沢東故居

毛沢東故居人大杉!毛沢東の寝室
1100頃、毛沢東故居(正式名:毛沢東同志故居)に到着する。中国各地にある毛沢東故居の中でここが正真正銘の故居、即ち生まれ故郷なのだ。1893年12月26日にこの地で毛沢東は誕生している。人民で溢れていた毛沢東故居だが見物自体は10分もあれば十分であった。まあ、見物してみたけど中国の田舎の家だった。

5366次 硬座で韶山→長沙

韶山駅。毛沢東の故郷なので肖像画が印象的だ。5366次 韶山→長沙の切符人民が荷物棚に乗ることがあるようです
1230頃、毛沢東故居から徒歩で韶山駅へ向かう。バスを利用しても良いのだが帰りの列車は1629発なのでのんびりと歩くことにする。1330頃、韶山駅に到着する。待合室には既に数人の人民が待っているというか横になって寝ていた。

徐々に待合室が人民で溢れてくると禁煙なのにタバコを吸ったり、痰を吐いたり、手鼻を噛んだりする猿とほぼ同等の人民が混ざっている。1600頃、列車に乗車するが今回初めて「乗客は荷物棚に乗るな」という注意書きを見つけた。噂には聞いていたが人民は本当に荷物棚にまで乗るようだ。さすがは人民!小日本より数段上手でとても真似出来ない。

2008/3/27

予算使用状況
出金

食費 13.3元
宿泊費 30元
保証金 20元
切符代(岳陽→深圳西) 83元
岳陽文廟 15元
合計 161.3元

入金
保証金戻る 30元

1628次 無座で長沙→岳陽

長沙駅1628次 長沙→岳陽の切符岳陽に到着です
1050頃に宿を出て長沙駅へ向かう。今日は岳陽へ移動するのだが1628次は1143発でまだ改札は始まっていない。待合室で改札を待っていると駅員が「10元払うと茶座(喫茶店のような店)で待ちながら他の乗客より早くホームへ行けますよ」と商売を始める。金のある乗客と終点の鄭州まで行くと思われる民工が茶座へ入っていく。

切符代以外に10元払ってまで先に乗車したいようだ。そして、改札が始まると人民が一斉に走りホームへ向かう。列車に乗車すると予想通り混んでおり席は無い。それでも荷物棚は空いていたので人民が痰を吐きまくる床に荷物を置かずに済んだ。列車は7分遅れの1150に発車して岳陽へ向かう。1315頃、岳陽に到着する。

宿探し

友誼賓館。久しぶりに賓館を宿に選ぶ。岳陽にはウォルマートがあったりする
まずは宿探しをするのだが岳陽駅周辺で数件の宿を見てみるが汚いボロ宿が多かったのだが駅を出て站前路を東(左)へ進むと何とウォルマートを発見する。岳陽はウォルマートが進出するような都市のようだ。ウォルマートの辺りまで来ると宿が少ないようで引き返して駅のほうへ向かうと賓館が数件並んでおり料金表も出ている。これらの数件の賓館の中から友誼賓館に宿泊することにする。

岳陽楼

岳陽楼の入口通りから岳陽楼が少し見えます
1500頃、岳陽楼に到着するが入場料が46元なので外から少しだけ見える岳陽楼を見物するだけにする。まあ、金が無いのでどうしようもない。岳陽楼を後にして魯粛墓を探すことにする。

岳陽文廟

岳陽文廟入場券を切らしているとかで代わりに学生参観券を3枚渡された。
1540頃、魯粛墓を探していたのだが岳陽文廟に来てしまった。岳陽文廟は北宋の慶歴6年(1046)に建設された孔子を祀る廟だ。岳陽市第二中学の敷地内にあるのだが敷地内と言っても中学と岳陽文廟は分けられているので普通に観光客が訪れている。で、久しぶりに入場券を買って見物するのだが入場券が切れていたので代わりに学生入場券を3枚渡された。

魯粛墓

魯粛墓に来てみたが門が閉ざされている魯粛墓墓碑は光緒15年に建立されている
1620頃、魯粛墓を発見するが門が閉ざされている。中に人がいるようなので門を叩くが反応無し。仕方が無いので塀を攀じ登って中にいたおばちゃんに門を開けてもらい見物するが事前調査では有料らしいので入場券を買おうとするがおばちゃんの方言が全く分からないので会話が成立せずそのまま見物して外へ出る。結局は無料で見物できてしまった。

2008/3/28

予算使用状況
出金

食費 9元
バス代 10元
合計 19元

入金
保証金戻る 20元

君山公園

君山公園君山公園
0815頃、岳陽駅前から15路のバスで君山公園へ向かう。中国茶の君山銀針で有名な君山島は君山公園からフェリーで行くのだ。他にも岳陽楼の切符売場でも君山島へのフェリーの切符が売られているがこちらは岳陽楼の近くのフェリー乗り場から向かうことになる。0915頃、君山公園に到着するが天気は生憎の雨で自分は金欠なので入口だけ見物して戻ることになる。

5363次 硬座で岳陽→深圳西

駅で9時間待ちとは・・・ようやく乗車です5363次 岳陽→深圳西の切符
昼前に宿を出て岳陽駅へ向かう。5363次の発車は2133なのだが岳陽ではもう特にやる事が無くなってしまったので駅で9時間待ちとなる。まあ、これなら手荷物預かり所を利用して夜まで网吧でネットで過ごせばよいのだが金欠なので気長に待合室で待つことにする。2100頃、改札が始まり列車に乗車する。定刻どおり2133に列車が発車し深圳西へと向かう。今回は深圳でなく最近になって民工専用駅へとなりつつある深圳西へと向かう。しかも、民工御用達の非空調の列車だ。乗客は予想通り民度の低い人民ばかりなので禁煙でも構わずタバコを吸っている。乗務員はやる気無しのようで見て見ぬふりだ。痰吐き、ゴミのポイ捨てもあり車内は瞬く間に荒れ放題、とどめは隣のボックス席のガキが通路で小便し始めたことだ。保護者の人民のおっさんは「哎哟(アイヨー)」とか言って笑っているだけだ。所詮民工たちはこの程度の人間のようだ。

江西省旅行記~準備編へ続く



2008年08月29日 10:12:01