HOME

QLOOKアクセス解析

<<NHK中国鉄道大紀行編 中国バックパッカー 長江三峡下り旅行記~乗船券購入編>>

内モンゴル旅行記~硬座・無座鉄道強行軍編

概要
黒龍江省チチハルに移動し鉄道でチチハル→包頭→神木北、神木→西安と鉄道での移動総距離2788㎞の強行軍をしてみることにする。


Google Earth
内モンゴル自治区

陝西省

2007/10/29

予算使用状況
出金

食費 8元
合計 8元

1814次、硬座でチチハル→包頭

チチハル駅の待合室硬座でチチハル→包頭へ向かいます
昼に陽光招待所を出てチチハル駅へ向かう。列車は1742発なので約5時間半も侯車室で待つことになる。1730頃に改札が始まり列車に乗り込む。チチハルで降りた乗客が多かったようなので車内は比較的空いていたが硬座なのですぐに乗車率100%になる。1742に定刻どおり発車して包頭までの1808㎞の旅路が始まる。今回の列車もフフホト→チチハルで乗車した1816次と同じように乗務員が次の駅を案内している。これなら1816次と同様に1814次も乗務員の質は期待できそうだ。トイレに用足しに行くと乗務員に声をかけられる。よく見ると1816次に乗車した時の乗務員ではないか!どうやら、こちらのことを覚えていたようだ。特に日本人ということを伝えていなかったが、停車時間の長い駅でホームをうろついて撮影をしていたり、真夜中でもホーム降りたりしていたので「鉄が乗車しているよ!」というような感じで覚えていたのだろう。

2007/10/30

予算使用状況
出金

食費 12元
宿泊費 18元
保証金 82元
合計 112元

包頭到着

包頭に到着です包頭駅
夜が明けて内モンゴルの草原、砂漠を走り続けるが外は雪化粧している。砂漠に入ると風で巻き上げられた砂が窓の隙間から入ってくる。おかげで車内は砂埃だらけになる。1600過ぎ、集寧南に到着するが包頭までは残り323㎞ある。集寧南は発車するとすぐに日が落ちて夜になる。1900前にフフホトに到着、ここでほとんどの乗客は降りて車内は比較的空いてくる。2050過ぎ、終点の包頭に到着する。すぐに今日の宿探しを始めるが客引きは無視して相場を確認すると駅前は一人部屋で35元前後のようだ。既に夜なのでゆっくりと探すことは出来ないので包頭鉄路賓館でまずは部屋を確認すると4人ドミトリーで1泊18元だったので宿泊することにする。ドミには先客がいたがこの中国人は「どこから来た?」「何をしている」とかしつこく質問してくる。こちらが「日本人だ」と答えても通じずに内モンゴルのどこからか来たのだと思い込んで「モンゴル族か」とか更に聞いてくる。こちらの素性をあまり話しすぎると翌朝に荷物が丸ごと無くなっていそうなので聞こえない振りをして無視をする。バックパックはパックセーフを使って防犯対策をしてから食事に出かける。



2007/10/31

予算使用状況
出金

切符(包頭→神木北) 40元
切符(神木→西安) 85元
站台票 1元
乗合タクシー 10元
合計 136元

包頭駅へ

包頭鉄路賓館まずは切符を購入4695次の切符
0600頃に起床する。まだ、ドミにいる中国人3人は寝ている。幸い荷物は無くなっておらず早々に出発準備を整えて包頭鉄路賓館をチェックアウトする。包頭駅ではまずは神木北行きの切符を購入するが始発→終点でも無座切符だった。今回の包頭→神木北の距離は207㎞。
侯車室で改札を待ちますこれで神木北まで行きます車内は今回も空いています
侯車室で改札を待ち、駅員が0800に改札を始めるというので並んで待っていると後ろのおっさんが「成吉思汗陵へ行くのか?」と聞いてくるので「もう見てきた」と答えたら、おっさんが「自分もこれから成吉思汗陵へ行くんだ。東勝で降りればいいのか?」とか「どこからバスに乗ればいいんだ」とか聞いてくるので教えるが自分の中国語力が不足しているためにうまく通じず。しかし、前で聞いていた地元民が話に加わり説明してくれ無事解決。おっさんは「あんた韓国人か?」と聞いてくるので「日本人です」と答えると一斉に周辺の注目を浴びる。ここでは日本人は相当珍しいようで、ほとんど珍獣扱いである。改札が始まり乗車してすぐにホームに降りる。先頭車両を撮影して後は発車を待つだけである。

4695次で包頭→神木北

黄河を渡ります神木北駅。内モンゴル自治区を出て陝西省へ入りました。
0815に定刻どおり発車し黄河を渡り1020頃、東勝に到着する。列車は少し遅れているようだが神木北には1246定刻どおり到着する。ついに内モンゴル自治区を抜けて陝西省へ入った。改札を出ると予想通りタクシーとバスが待機していた。神木北駅→神木駅へ移動しなければならないのでバスとタクシーを探すがタクシーの運ちゃんたちが寄って来るので「神木駅までいくらだ?」と聞くと「こっちだ!こっちだ!黑车(白タク)に乗りな」という。「神木駅までいくらだ?」と再度聞いても「荷物置いて!」とか明確に答えない。さらに「神木駅までいくらだ?」と聞いてようやく「40元」と、ぼり料金を提示してくる。初めに聞いた時点で「黑车(白タク)に乗りな」と近くに公安がいるのにそのままいう時点で無視するべきだった。他の運ちゃんたちも白タクだがおばちゃんが「10元」というのでこの白タクに乗る。客が4人集まり出発する。

神木駅

1330頃、神木駅に到着する。10元を払うが駅では自分だけが降りた。すぐに售票処へ行くが既に今日の切符の販売は終了していたが入口で站台票(入場券)を買って乗車後に補票(精算)するようにといわれる。ダフ屋を無視して入口で站台票を買おうとするが1400から販売だから並んで待つように言われる。すでに侯車室は満杯で大混雑だ。切符の販売が早く終了してしまうのなら包頭で購入しておくべきだったと後悔しても後の祭りであった。改札が始まり暫くするとようやく站台票の販売が始まる。站台票を購入して改札を通るが站台票は回収されてしまう。せっかくの記念品が・・・。

4903次、無座で神木→西安

まずは補票をするために12号車へ向かいます神木と神木北の間には店塔という駅があるようだ4903次
ホームに出て、まずは補票をするために12号車へ向かう。12号車で補票をして加3に乗車する。加3というのは通常の編成に更に増結された車両を意味しており3両目の増結車両ということだ。補票をする時点で既に座って西安へ行くことを諦めていたが奇跡的に席がまだ少し空いていた。こうして無座にもかかわらず西安まで座っていくことが可能になった。西安までは773㎞の道程だ。

キセル乗車の農民が捕まる

席を確保していつの間にか列車は発車していたが車内は大混雑だ。そして、4903次の乗客の質は酷く、ほとんどが猿もしくは原始人であった。床に痰、唾を吐き、禁煙でもダバコを吸う。乗務員が注意というか説教しても内容が理解できないようでタバコを吸っている。ゴミも床に散乱して乗務員が清掃するそばからゴミを床に捨てている。明らかに意図的なポイ捨てだ。このような光景を目撃すると中国人がますます嫌いになってしまう。(深圳市民は除く)普段なら車内を撮影したいところなのだが、この混雑と乗客の質の悪さから撮影した場合、翌朝までに荷物が丸ごと無くなっていそうな雰囲気なので断念する。こうして気分が落ち込んで西安へ向かうが突如として状況が変わる。乗務員たちが検札をしていると1人の農民だか民工だかのおっさんが乗務員に引きずられてきた。よく見ると乗務員の手には破れた切符が・・・。話を聞いているとどうやら古い切符で潜り込んだらしい。農民は乗務員たちに囲まれ緊迫した雰囲気が辺りを漂い始める。何やら面白そうなことになってきた。乗務員たちの説教と「60元」という金額が車内に響き渡り農民が嫌々ながら60元を支払う。60元を支払い農民は解放されるが不機嫌そうな表情で去っていった。こちらとしてはとても気分が良い。自分は日本では弱い者いじめは嫌いだが中国では農民や民工が公安などに連行されたりするのを見るのがとても大好きだ。中国では民工が金持ち達に学歴がない、礼儀がないなどと差別されているのが新聞で報道されているのを見たことがあるが、まあ、はっきり言って平気で痰や唾を吐いたり、手鼻をかむ、ゴミのポイ捨てをする、禁煙場所で喫煙をするなど全く礼儀のない民工は差別されても当然だろう。公安も農民や民工を連行するときは車に押し込めているので人間扱いしていない。農民や民工が深圳市民のように並ぶ、ゴミのポイ捨てをしない、痰や唾を吐かないといったことが出来れば人間扱いしても良いだろう。今のままなら猿や原始人と同じで人間扱いする必要はないだろう。

2007/11/1

予算使用状況
出金

食費 13.78元
宿泊費 20元
保証金 100元
バス代 1元
切符代(西安→重慶) 53元
合計 187.78元

西安到着

早朝に西安到着ですこんな早朝なのに、この大混雑とは・・・0600になっても西安は夜が明けず
結局、農民や民工たちに荷物が盗まれないか心配で一睡も出来なかった。0550頃、西安に到着する。西安はまだ夜が明けずに真っ暗だった。
早朝はまだ空いています2334次の切符
この時間にユースホステルに行っても今日の宿泊の扱いにしてくれるかも疑わしいので、まずは明日の重慶行きの切符を購入しに售票厅へ向かう。切符は5分も掛からずに購入できたが0645まで駅前で時間を潰すが夜明け前なのに右手の無い障害者の乞食にたかられるが603路バスで南門へ移動する。それにしても夜明け前から乞食が活動しているとは・・・。0700過ぎ、西安書院国際青年旅舎に到着する。ここで10/20以来のシャワー兼洗濯をする。きっと周囲には異臭を放っていたのだろうな。

ドミトリーには就職活動中の中国人大学生が・・・

今回宿泊した部屋は前回同様の4人ドミトリーだ。既に3人宿泊客がおり1人が日本人バックパッカー、2人が中国人大学生だ。日本人バックパッカーはラサ経由でネパール、インドへ抜けるようだが、チベットは既に冬でヒマラヤの国境越えは出来るのか?大学生2人は就職活動で西安に来ており新聞やニュース(参考1,2,3)で知った中国人大学生の就職活動の様子が実際に見ることが出来た。朝、夕の食事は1.6元のインスタントラーメンだけで過ごしており経費節減の為に本当に激貧生活を送りながら就職活動をしていた。中国では上の階層に属する大学生でも厳しい生活をしながら就職活動をしているとは・・・。一昔前とは全く状況が変わってしまっている。

<<NHK中国鉄道大紀行編 中国バックパッカー 長江三峡下り旅行記~乗船券購入編>>


にほんブログ村 旅行ブログへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】
2012年02月08日 17:55:22