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陝西省旅行記~五丈原・乾陵編

概要
チベット自治区ラサを離れて青海省西寧のタール寺を見物して陝西省西安へと向かう。西安から三国志の諸葛孔明終焉の地である五丈原を見物する。


Google Earth
チベット自治区

青海省

甘粛省

陝西省

2009/2/27

予算使用状況
出金

食費 0元
バス代 1元
合計 1元

入金
保証金戻る 50元

K918次 硬座でラサ→西寧

ラサ駅K918次の切符
0900過ぎにYHAを出て徒歩で公交公司へ向かう。0920頃、武装警察が警備する公交公司に到着する。89路のバスに乗車して1010頃、ラサ駅に到着する。
旅客健康登记卡これは説明
ラサ駅は相変わらずの厳重な警備体制でX線検査で公安がバックパックの中身が怪しく見えたようで中身を見せるが金属製品はノートPC、コップ、盒飯の容器ぐらいだったので結果的には問題無し。改札時間を待っているとYHAのドミで一緒だったアムドのチベット族3人組に遭遇する。2人が蘭州へ帰り、1人は見送りという事であった。
車内はこんな感じホームへ出て機関車を目指しますゼネラル・エレクトリック社製NJ2型機関車。もちろんMADE IN USAだ!
改札が始まりホームへ出て列車に乗り込む。既に車内はかなり混雑している。荷物の置き場所は確保できたので外へ出て機関車の撮影へと向かう。青海チベット鉄道の機関車といえば米国ゼネラル・エレクトリック社製NJ2型ディーゼル機関車だ。通常はNJ2型が3重連なのだが必要車両数が納入されていないのか購入できていないのか知らないがNJ2型2両+DF4D1両の編成になっていた。
青蔵鉄路は硬座でも換票がある換票証
定刻通り1120に発車するが車内は結構混んでいる。無座の乗客は居ない筈なのだが自分の足元には無座のチベット族のガキがいる。何やら硬座特有のサバイバルに突入しそうな雰囲気が・・・。発車後に乗務員が健康カード(健康登记卡)を回収しに来るが、回収の際に車内の写真撮影は禁止だと言われる。そして、足元にいる無座のチベット族のガキだが、身長を誤魔化して切符無しで乗車していた様で乗務員に精算する様に言われて親共々連行される。1825頃、世界で最も高い所にある駅であるタングラ峠(唐古拉)を通過して鉄道の世界最高地点のタングラ峠(唐古拉山口)を越えてチベット自治区から青海省へと入る。

2009/2/28

予算使用状況
出金

食費 13.5元
切符代(西寧→西安) 57元
バス代 1元
バス代(西寧⇔湟中) 11元
荷物保管料 6元
合計 88.5元

西寧に到着

昼過ぎに西寧に到着
0100頃、ゴルムドにに到着する。ここで機関車交換の為に約20分ほど停車する。ここで一眠りして、0800頃に起きる。0820頃、青海湖を通過して1155頃、西寧に到着する。切符売り場で西安行きの切符を購入して待合室の売店で荷物を預けてタール寺の状況を調査しに向かう。

タール寺は平穏無事?

タール寺名物の8つのチョルテンタール寺
1400頃、西寧体育館の近くのバス停・管理站から湟中行きのバスに乗車する。途中で客を乗せながらのんびり走るので1530頃、タール寺に到着する。タール寺は武装警察が警戒しているのかと思っていたのだが予想に反して平穏無事で武装警察はいなかった。ラサとは全く状況が違っていた。
タール寺大経堂では問答をやっていた
タール寺をちょっと見物するが表面上は特に緊張感は無い。大経堂では坊さんが問答をやっており普段通り修行をしているといった感じだ。敢えて言うなら観光客が少ない事ぐらいだ。湟中の街中では坊さんが普通に歩いておりラサでは考えられないほど自由になっている。でも、裏ではどうなっているか・・・。1600頃、西寧行きのバスに乗車して1730頃、西寧に到着する。

L176次 硬座で西寧→西安

L176次 西寧→西安の切符列車番号が表示されておらず、ある意味で本当に臨時列車列車に乗車します
1800頃、イスラム食堂で夕飯を食べて西寧駅へ向かう。1900頃、西寧駅に到着する。改札は既に始まっており売店で荷物を回収して改札口を通過、そのままホームへ向かい乗車する。切符は3号車になっているのだが3号車は閉鎖されており、どうやら客が少ないので座席指定でも空いている席に座らされて自由席扱いらしい。定刻通り1925に発車して西安へと向かう。

2009/3/1

予算使用状況
出金

食費 9.9元
宿泊費 60元(30元×2)
保証金 100元
YHA会員証 50元
バス代 4元
合計 223.9元

トイレ糞塗れで西安到着

今までで最強の人民トイレ西安到着
0800過ぎに宝鶏駅に停車中に目が覚める。宝鶏駅を発車して糞をしにトイレへ行くのだが、トイレは凄い事になっていた。人民の糞が山盛りになっているのだ!トイレの水は一応流れるのだが糞は山盛りの状態だ。そして、便器の外にも人民の糞が・・・。仮に日本ならこういうトイレは使わないのだが、ここは中国だ!このまま糞をせずに出ると西安到着までに確実に漏らす!ここは山盛りの糞を見なかった事にして糞をする。しかし、便器の外に人民の糞があるのはどういう事なのだろうか?それにちゃんと便器の穴に糞をしていれば線路に糞が投下されて山盛りにはならないのだが・・・。1010頃、西安に到着する。611路のバスで鐘楼へ移動する。

西安鐘楼国際青年旅舎

YHAの入口は見つけにくいが鼓楼前の郵便局が目印だ部屋は10人ドミ
鐘楼で下車して郵便局の建物内に西安鐘楼国際青年旅舎があるのだが入口が隅にあり少々分かり難い。しかし、ドミは空いており10人ドミが会員料金で1泊30元だ。

ひき逃げ事件発生

ひき逃げ事件発生だ
1415頃、鐘楼から603路のバスに乗車して青龍寺へ向かう。1520頃、終点の青龍寺で下車して青龍寺へ向かうが途中でひき逃げ事件が発生する。路上に血だらけの兄ちゃんがおり野次馬が大勢集まっている。そして、救急車が到着して血だらけの兄ちゃんが運ばれて行った。路上には血の跡が残り公安が到着して現場検証を始めていた。

青龍寺

青龍寺青龍寺
1600頃、青龍寺に到着する。ここは隋代に創建され弘法大師空海が密教を学んだ寺として知られているようだ。入場料は10元だが外から見物するだけにしておく。

2009/3/2

予算使用状況
出金

食費 10元
バス代 2元
バス代(蔡家坡→五丈原) 4.5元
バス代(蔡家坡→西安) 25.2元
切符代(西安→蔡家坡)15元
五丈原 20元
合計 76.7元

L7353次 硬座で西安→蔡家坡

西安駅L7353次 西安→蔡家坡の切符列車に乗車します
0800頃に起床する。寝坊した!今日は三国志ファンの聖地である五丈原へ行くつもりであったが寝坊した。予定では既に列車に乗っている筈だったのだが・・・。0900頃、西安駅へ行き五丈原に最も近い蔡家坡への切符を購入する。発車は1212なので駅の待合室で昼寝しながら改札が始まるのを待つ。1140頃、改札が始まり列車に乗車する。定刻通り1212に発車して1415頃、蔡家坡に到着する。
蔡家坡に到着2路のバスで駅からバスターミナルへ移動できる
蔡家坡駅を出て五丈原行きのバスを探すが路線バスとボリタクしか見当たらない。駅前から2路のバスが汽車站へ行くのを見つける。バスには乗らずに歩いて行く事にして駅を出て右(西安方向・東)へ歩いて途中の地下道から線路を越えて蔡家坡の南側へ出る。東西に伸びる通りを2路のバスと宝鶏からのバスが行き来しているので汽車站に近づいているのは間違いないだろう。

五丈原

蔡家坡汽車客運站ここから陝汽行きのバスに乗車する
バス停の標識を確認しながら通りを東へ進むと蔡家坡汽車客運站に到着する。1440頃、バスターミナル到着である。事前の情報では陝汽行きのバスが五丈原を通過するという事なので車掌のおばちゃんに聞いてみたら五丈原の脇を通るとの事で陝汽行きのバスに乗車する。運賃は2.5元。
道路には標識も出ているので見逃さないように!前方に五丈原が見える諸葛亮廟入場券
乗客が集まって発車して1500頃、五丈原らしい丘が見えてきた。そして、道路標識にも「諸葛亮廟(诸葛亮庙)」とあり、ここで下車してひたすら歩いて行く。1540頃、諸葛亮廟に到着する。
諸葛亮廟に到着魏延馬岱
ついに三国志聖地である五丈原へやって来た。普段は入口だけ見て帰る自分だが今日は入場券を買って諸葛亮廟を見物する。入口の山門には魏延と馬岱の像があり、「この組み合わせはマニアを意識したものか?」といきなりマニアの心を捉えている。(孔明の死後に魏延は馬岱に斬られている)
諸葛孔明諸葛亮衣冠塚五丈原
建物のほとんどは清代の物であるが廟は徐々に拡張されているようで「三国志で村おこし」は確実の様である。廟を一通り見物して五丈原からの眺めを楽しむが曇っていて遠くが見えない。
五丈原の麓には諸葛泉がある諸葛泉の中はゴミ捨て場と化していた。人民にとって孔明はどうでもよいのか?
五丈原を降りて麓には諸葛泉があったのだが泉とは名ばかりでゴミ捨て場と化していた。「人民よ。三国志で村おこしする前にお猿さんから人に進化する必要があるんじゃないか?」と文句を言いたくなる光景であった。孔明が草葉の陰で泣いているぞ!

バスで蔡家坡→西安

路線バスの領収書蔡家坡→西安の切符
1630頃、バスを拾って蔡家坡汽車站へ戻る。行きは2.5元だったが帰りは2元だった。ぼられたのか?蔡家坡汽車站へ戻り西安行きの切符を購入してバスに乗車するが切符代は25.2元になっている。0.2元は站務費となっているのだが、切符を買わなければ25元で西安まで行ける。で、乗客のほとんどは切符を買っていない。さすが中国!切符を買わないほうが安く済む。正直に買うと高くつく。これじゃあ、初めから切符売る必要ないじゃん!バスの発車時間は1650だが、いつもの事ながら客が集まらないので1700頃に出発して、更に高速の入口で再び客が集まるのを待つ。運ちゃんは落花生を喰いながら同じく客待ちしている運ちゃん仲間と世間話・・・。仕事やる気無しだ。結局、客が集まらないまま1720頃、西安へ向けて高速を走るが高速道路で客を拾いながら走るので危ない!中国は日本と違って高速道路にバス停は無い。でも、どこからともなく人民が高速道路に侵入してバスをヒッチハイクするのである。なので、何時でも何処でもバスは急停車で危ない。因みに高速道路では人民はバスをヒッチハイクするだけではない。地元の農民が高速道路で勝手にりんごやみかんの直売をしているのだ。中国は何でもありである。1900過ぎに城西客運站に到着する。252路のバスに乗り換えて鐘楼へ戻る。

2009/3/3

予算使用状況
出金

食費 31.8元
バス代 3元
切符代(西安→杭州) 93元
合計 127.8元

陝西歴史博物館

陝西歴史博物館陝西歴史博物館陝西歴史博物館
1000頃、西安駅へ行き明後日の杭州行きの切符を購入して、大雁塔の近くにある陝西歴史博物館へ行く。1130頃、陝西歴史博物館に到着する。ここも去年から無料化されたのでパスポートがあれば入場券を貰い見物する事が出来るのだ。展示内容は陝西省の歴史が中心なので秦、漢、唐の展示物が非常に多い。
陝西歴史博物館陝西歴史博物館陝西歴史博物館
そして、展示物はかなり重要な物があるようで館内は武装警察が巡回しているほどの厳重な警備だ。まあ、それだけ展示物が凄いという事だな。自分にはさっぱりであったが・・・。

2009/3/4

予算使用状況
出金

食費 23.2元
バス代(西安→乾県) 19.5元
バス代(乾県→西安) 15元
バス代(乾県→乾陵) 2.5元
日用品 8.9元
合計 69.1元

城西客運站→乾県高速汽車站

西安→乾県のバスの切符高速を走るのでバスはきれい乾県高速汽車站に到着
0755に目が覚める。又寝坊した。昨日、西安駅前でバス代45元の乾陵、茂陵、法門寺、咸陽博物館のツアーを見つけて何時に出発するかを聞いたら0700-0800に出発すると聞いていたのでツアーに参加するつもりであったが見事に寝坊した。仕方が無いので自力で乾陵か茂陵へ行くことにして鐘楼から252路のバスで西安城外の西にある城西客運站へ向かう。1000頃、城西客運站に到着して乾陵のある乾県か茂陵の近くを通る興平行きのバスを探すが両方ともある。とりあえず、乾県行きの切符を購入する。高速と普通の2種類あったが奮発して高速の切符を購入する。1015頃、バスが出発して高速道路を爆走して1120頃、乾県高速汽車站に到着する。

乾陵

乾陵まで来たけど天気が悪くて見えにくい懿徳太子墓乾陵博物館になっている永泰公主墓
乾県の街から乾陵までは3路のバスがあるという情報を入手していたので乾県の街を歩くと街の北側から3路のバスが出ているのを見つける。3路のバスに乗車して乾陵まで移動する。途中で懿徳太子墓(則天武后の孫)と泰平公主墓(則天武后の孫)を通り過ぎて1230頃、乾陵に到着する。乾陵は中国で唯一の女帝である則天武后と唐の第3代皇帝高宗の陵墓である。入場料は45元だが秦始皇陵の時みたいに陵墓の登って終わりのような気がするので外から見るだけにする。乾陵の次は懿徳太子墓へ行くがここは入場料が30元で素通り、そして、泰平公主墓は40元でここも外から見るだけにする。

人民の集まる所に事件・事故あり

タクシーと荷台付きバイクの事故乾県→西安のバスの切符
1430頃、乾県の街に戻りバスターミナルを探していると、やたらと人口密度の高い場所がある。この場合は事件か事故というのが相場だ。近寄って様子を窺うとタクシーが荷台付きのバイクに追突している。まあ、中国ではよくある光景だろう。それにしても野次馬の数が多いな。事故現場を離れ乾県汽車站を見つける。ここは高速を走るバスはなく、普通のボロバスが運行しているようで西安行きのバスもあった。バスに乗る前に回族のイスラム食堂で遅めの昼食に炒飯を食べる。1530頃、西安行きのバスに乗車してのんびり西安へと向かう。途中で漢の武帝の陵墓である茂陵の近くを通るが、さすがに降りて歩いて行く気は無いのでそのまま西安へと戻る。1715頃、西安の城西客運站に到着する。

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2010年03月11日 23:16:47