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山西省旅行記~雲岡石窟・五台山・平遥古城編



Google Earth
天津

山西省

2007/5/9

予算使用状況
出金

食費 5.65元
バス代 3元
荷物保管料 10元
切符代(天津→大同) 36元
合計 54.65元

まずは秦皇島から天津へ

T584次に乗車です軟座は快適すぎて中国の鉄道とかけ離れている天津北駅に到着です
今日は天津へ移動してから大同への切符を確保しようと思う。0930頃に秦皇島駅の待合室で改札が始まるのを待つ。今日乗車するのは1016発のT584次だ。しかも、軟座だ。0950頃に改札が始まり列車に乗車する。軟座なので空席もあり荷物は余裕で網棚に載せられた。1016に定刻どおり発車するが唐山に到着する頃には15分遅れになっていた。T列車の遅れに遭遇するとは思っていなかった。天津北駅には1410頃に到着する。まずは大同行きの切符を確保するために切符売り場へ向かう。窓口で大同行きがあるか聞いてみたら硬座なら今夜の2602次があるとのことで、ちょっと迷ったが購入する。夜まで時間があるので駅前の荷物預かり所に荷物を預けて天津市内を見物することにする。

天津を見物

天津北駅天津駅解放橋
7時間ほど時間があるのだが特に見物するところは決めていないのでバスで天津の街並みでも見ることにした。天津のバスは1.5元になっており北京より高く設定されている。でも、北京ほど渋滞が酷く無いのでまあ運賃に関しては許容範囲内だろう。これで、北京と同じ渋滞の酷さなら不満続出だろうな。バスで天津市内を見て途中で天津駅へ徒歩で向かう。この頃には何処を歩いているのか分からなくなっており天津駅への標識を頼りに歩く。1800頃に天津駅前に到着するが工事の真っ最中だった。北京オリンピックの頃には綺麗に駅前は整備されているのだろう。天津駅から天津北駅まで徒歩で戻るが途中夜市の準備を見たりしながら2030頃に天津北駅に到着。

大同まで夜間の硬座を体験

天津北駅
預けていた荷物を引き取って駅の待合室で待つが2602次が約10分の遅れが発生していた。改札はそれほど混乱も無く通過して2200頃に2602次に乗車するが車内は空いており荷物は網棚に載せて余裕で座れて天津を発車しても少し座席に余裕があった。どうやら、北京駅で一気の乗り込んでくるのだろう。座席に余裕があるにもかかわらずデッキで寝ている乗客がいた。無座の切符でも席が空いているのだから座れるはずなのだが何故かデッキで寝ていた。何か理由があるのだろうか?そして、夜間の硬座車両は治安が悪化するといわれており乘警(鉄道公安官)が財布と見回りに来たときに「財布と携帯電話に注意するように」と言っていた。どうやら本当に危ないようだ。しかし、浅い眠りで車内をすごしていく。

2007/5/10

予算使用状況
出金

食費 12.5元
宿泊費 50元
保証金 10元
バス代 4.5元
雲岡石窟 60元
九龍壁 10元
バス代(大同→五台山) 62元
合計 209元

大同駅では戦車の輸送に遭遇

戦車の輸送に遭遇するとは・・・日本では見られない光景です撮影後は何事も無かったように出口へ向かいます
0330過ぎに張家口南で半分の乗客が降りて硬座なのに快適な環境になり朝を迎える。0700過ぎに終点の大同に到着。時刻表を見るとさらに先まで行くはずなのだが、ダイヤ改正したばかりで何故か大同が終点になっていた。これも中国だから問題無しだろうか?大道駅では隣の線路に軍用車両を積んだ貨物が停まっており戦車まで積まれていた。戦車の輸送は中国だからシートで隠していると思ったがシート無しの剥き出しでの輸送だ。もちろん周りの客に構わず遠慮なく撮影する。恐らく公安に見つかると逮捕される行動だろうな。撮影後は何事も無かった様に駅の外へ出る。

宿を決めて雲岡石窟へ

大同駅これが部屋だが少し広すぎ、料金も高いが体洗ってないし、洗濯もしないといけないので・・・これが雲岡石窟へ行く路線バスです
駅を出るといきなりCTISの客引きに遭遇する。大手旅行会社の客引きに遭遇するのは初めてだ。さすが世界遺産のある都市だ。しかし、軽く無視して駅周辺で宿を探す。最安は6元というのがあったがあいにく満室だったので他を当たる。興達賓館でシャワートイレ付き50元の部屋に1泊することにして0850頃に駅前のバス停へ行く。大同駅前からは3-2路が雲岡石窟まで出ており乗車する。運賃は2.5元である。バスは市外に出ると爆走し始め速度は80kmで高速並みの運転だ。0930頃に雲岡石窟に到着する。

世界文化遺産 雲岡石窟を見物

雲岡石窟雲岡石窟雲岡石窟
世界文化遺産にも登録されている雲岡石窟だが観光客は平日にもかかわらず訪れているのだが外国人観光客は少ない印象を受けた。まあ、田舎だからここまで来る外国人はよほど中国が好きなのだろう。さて、雲岡石窟は中国三大石窟の一つで敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟と並び世界文化遺産に登録されている。雲岡石窟の歴史は約1600年前の北魏の時代に石窟が掘られたものである。細かいことはよく分からないので、とにかく見ていくことにする。入場料も60元で少し高いが世界遺産だからい仕方無いだろう。約1時間ほど見て回るが工事中の場所もあり全てを見ることはできなかった。

九龍壁を見る

九龍壁九龍壁九龍壁
雲岡石窟を見物して大同市内に戻り、昼頃に市中心部にある九龍壁を見物する。入場料は10元である。大同の九龍壁は三大九龍壁の一つで他に故宮の九龍壁、北海公園の九龍壁があるが大同の九龍壁が最大のものである。大同の九龍壁が建てられたのは明の洪武25年(1392)で洪武帝の第十三皇子の朱桂の邸宅前に建てられた。中に入ってみるが見学者は自分ひとりであった。貸しきり状態で写真撮影をして後にする。昼食をその辺の店で済ませるが牛肉麺が2.5元と今までで一番安かった。大同は物価が安いのだろうか?いや、そうでもなかった。スーパーで売られているミネラルウォーターが2角ぐらい高い。1400頃に駅の近くのバスターミナル大同北站で明日の五台山行きの切符を購入、これで明日の準備は整った。

2007/5/11

予算使用状況
出金

食費 6元
五台山進山門票 90元
顯通寺 6元
塔院寺 5元
黛螺頂 4元
宿泊費 60元(30元×2)
合計 171元

入金
保証金戻る 10元
合計 10元

大同から五台山へ

大同北站
0700前に宿を出て大同北站で五台山行きのバスに乗車するが0730発の予定が0805になって発車した。6時間ぐらいで五台山に着く予定でバスは快調に飛ばすのだが1100頃に急に渋滞で動かなくなる。渋滞の列は遠くまで続いており遠くに見えるトラックが故障で動かないのが原因のようだ。この渋滞で1時間半は動けずに時間が過ぎていく。1230過ぎになってようやく渋滞を抜けて再び五台山へ向けて進む。1500頃になり五台山の入口の料金所に到着する。ここで乗客は下車して景区の入場券を90元で購入して徒歩で料金所を通過して再びバスに乗車する。景区の入場料が90元というのはボッタクリに近いような気がする。料金所を過ぎた後もさらに入場券を確認する検問所があり逃票防止はしっかりしているようだ。五台山の中心地である懐化鎮に入り観光地らしく賑やかになっている。五台山は労働節が過ぎているにも拘らず観光客で賑わっていた。バスはバスターミナルに行かずに途中の鴻運賓館に停車する。どうやらバスは鴻運賓館が運行しているようだ。いちおう1泊いくらか聞いてみたら3人部屋のドミトリーで30元だったので2泊することにした。

五台山参詣

顯通寺顯通寺顯通寺
五台山に来たので寺院を見ていかなければならない。まずは懐化鎮の中を散歩してみるが周辺には寺が多数見える。まずは観光客が大勢訪れていた顯通寺を見ていくことにする。顯通寺は後漢の永平11年に建立された寺院であり1900年以上の歴史がある。入場料は6元なので迷うことなく支払う。あまり、観光客が多くゆっくり見学はできなかったが修行僧もおり久しぶりに本物の寺を見学できた。
塔院寺塔院寺塔院寺
顯通寺の次にすぐ近くの塔院寺を5元で見学する。ここには白塔がありこれが懐化鎮のほとんどの場所で見えるので目印というかシンボルになっている。塔院寺は明の永楽5年(1407)に建立され、現存する殿堂は明の万暦6年(1578)に建立された。1948年4月9日には毛沢東、周恩来などが宿泊もしている。
黛螺頂黛螺頂黛螺頂
次は懐化鎮の東にある黛螺頂を見学するのだが山の上にあるために階段を登って行くが、これが長く途中何度も休憩をしてようやく辿り着いた。ここの入場料は4元である。

黛螺頂は唐代に建立され明の成化年間に再建され、万暦年間と清の康熙年間、乾隆年間にも修復されている。見学している時ちょうど大雄宝殿で修行僧たちが読経の最中であり参拝客も見物していた。

五台山には同じ名前の宿が多い

懐化鎮を歩いていると鴻運賓館、鉄路賓館など同じ名前の宿が表通りから路地裏まであちこちに存在している。とても経営者が同じとは思えず紛らわしい。鴻運賓館に戻ると部屋では宿の姉ちゃんたちがテレビを見ていた。荷物はパックセーフを使って防犯対策は施していたので大丈夫だったが、どうやらこの部屋は休憩室として使われているようだ。まあ、特に害も無いので気にもせずにノートPCを立ち上げHPを制作し始めると姉ちゃんたちが急に騒ぎ始めた。そのうち宿に人が次々に部屋にやってきて珍しそうに見ていく。五台山ではノートPCはかなり珍しいらしい。おかげでHPの草稿は姉ちゃんたちが見物する中で制作することになる。おまけに残り2つのベットはバスの運ちゃんが寝ていた。

2007/5/12

予算使用状況
出金

食費 5元
バス代 4元
圓照寺 4元
龍泉寺 4元
菩薩頂 6元
合計 23元

今日は五台山の寺巡り

菩薩頂龍泉寺三塔寺
今日は朝から寺巡りである。五台山の寺には入場料を取る所と取らない所があるが取られても6元ぐらいで収まっているので助かる。まあ風景区の入場料で90元も払っているのでこれ以上は取りにくいのだろう。今日見て回った寺は万佛閣、圓照寺、三塔寺、羅睺寺、龍泉寺、殊像寺、菩薩頂、普化寺、廣宗寺の9ヶ所である。龍泉寺だけが路線バスを利用して残りは懐化鎮の中にあるので徒歩で回った。あまり時間はかからなかったが階段を上ることが多かったので疲れた。路線バスに乗っているときに気付いたが懐化鎮には銀行が2行しかないようだ。中国銀行と中国農業銀行だ。中国銀行は2店舗あるようだが1店舗は閉まったままだったので懐化鎮には実質2店舗だけのようだ。五台山を訪れるときは持っていく現金に注意した方が良さそうだ。物価に関しても田舎だが北京より高い。全てが観光地価格に設定されている。

2007/5/13

予算使用状況
出金

食費 11元
宿泊費 80元(40元×2)
保証金 20元
バス代(五台山→太原) 60元
切符代(太原→平遥) 8元
合計 179元

五台山から太原・平遥へ移動

A267次
0700頃に宿を出て五台山汽車站へ向かうが途中で太原行きのバスの客引きが声をかけた来たので料金を聞いたところ60元だったので乗ることにする。ワゴンで途中の五台まで行き、待機していた大型バスに乗り換え太原へ向かう。1400頃に太原に到着し1路のバスで太原駅へ向かい平遥行きの切符を購入しようとするが狙っていた1485次の切符の販売が終了してしまいバスで平遥へ行こうとするがここでは平遥行きは現在無いといわれ再び太原駅で平遥行きの切符を探すとA267次の1610発が購入できた。ちょうど改札が始まっており急いでホームへ向かう。乗車するが空調無しの車両なので車内はサウナ状態。1730頃に平遥へ到着して平遥古城へ向かう。

世界文化遺産 平遥古城へ

平遥古城
平遥駅を出ると客引きが待ち構えていたが無視して平遥古城へ向かう。駅から10分ほどで平遥古城に到着。古城内で宿を探してみるが、やはり麗江や大理と同じで高い。大体50元前後が相場のようだ。路地を一本入った所で程宅古民居を見つけ料金を聞いてみる。1泊40元というので値切ってみたが失敗する。まあ、周辺では安い方なので2泊することにする。既に夕方なので荷物を置いて夕飯を食べに出かける。今までの経験から麗江や大理と同じように高い店ばかりと思っていたが回族の店で牛肉麺が4元で普通の価格であった。宿に戻る途中でも梨が500gで8角と安かったので2元分購入する。久しぶりに果物を購入した。

2007/5/14

予算使用状況
出金

食費 11.6元
市楼 5元
切符代(平遥→西安) 39元
合計 55.6元

平遥古城を散歩

平遥古城
0930頃に宿を出て城内を散歩する。平遥古城の入場料は120元なのだが初めは入場券を買おうと思ったが上海の水郷古鎮の朱家角と同じで博物館や古民家などを見なければ買う必要は無い。そのまま、堂々と古城内を見物していればよいのである。平遥古城を大理古城と麗江古城比べてみると以下のような感じだ。世界遺産でもまだ知名度は高くないようだ。観光地化は途中のようであちこちで工事が行われているが古い建物はまだたくさん残っている。
平遥 大理 麗江
外国人の多さ 少ない 多い 多い
観光地化 途上 かなり進んでいる 観光地を通り過ぎて商業地
客引き 城内は少ない 多い 多すぎ
城内の宿 それなり 多い 多すぎ
物価 一部安い 一部ボッタクリ ボッタクリ

平遥古城平遥古城平遥古城
華北第一鏢局平遥九龍壁平遥古城の夜景

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2010年09月03日 8:47:16